冬の間、ずっと冬眠していたわけでもないのです。
むしろ雪が降ったといっては、子供のように外に出て、真っ白な雪と樹のある風景を追っかけていたのです、本当に。寒かった。
でも、きっぱりと、春が来たようです。
オット、春はヌーっと来るのかな?
きっぱりと来るのはやはり、高村光太郎さんの詩を引用するまでもなく、きっぱりと来ますのは、春ではなくて、冬のようです。
実は今、青い空に夢中でして・・・
青い空よ、どうして貴方はそんなに美しいの?
と呼びかけながらちょっとでもいい感じの空と雲を見たら、すかさずぼくはカメラを2丁拳銃のようにグルグルは致しませんが、サッと取り出して露出を決めまして、バシャバシャ撮るのでした。空を撮るって悠長でいいですよねえ、などという人がいらっしゃいましたら、それはちがうぜ、お姐さん、とフーっとガンマンが拳銃を息吹きかけながらどこか投げやりに言うような感じで言いたくもなるのです。
何故?
何故ってお空は雲は、刻々と変化するからなのです。
色も変化します。
いいブルーだなあ、と思ってカメラを取り出せば、太陽がワーッと光り輝き、濃いブルーが、
薄いいかにも のペーっとした気の抜けた色というような風になることは良くあることなんですね。
どれだけ今まで撮ったいい感じの青い空と雲をお見せできるかどうか分かりませんが・・・
ご覧ください。
(アップしてから言うのも何なんですが、まだまだだぜえ。)
今後に期待されたし by ISHI
写真・文 石郷岡まさを