gooブログはじめました!散歩写真の達人 石ちゃんのフォトエッセイ ーーー30年の私写真散歩 少しずつお見せしましょう。

「東京原色図鑑」散歩とスナップ写真1万点。
80年代の東京も。大好きな写真家に、濱谷浩、石元泰博、森山大道氏等。

カメ漫だらだら石ちゃん散歩 偶然乗り合わせたエレベーターで・・・

2019年09月08日 | 団塊世代
最近こんなことがありました。
 
 大型店ファッションビル内のエレベーター内で実際、見聞きしたことです。
「だから、本を読まないと、人生損をするぞ。」
いきなりそんな声が聞こえてまいりまして、おじさんどっきり。
見ると、どう見ても高校生の男子生徒、お友達同士なのか、の一人のほうがもう一人の方に話しかけたことのようでした。ホンの4、5人しか乗っていない大型のエレベーター内で、ぼくはそんな声を聞いて、…暫く考えてみて、思わず話しかけたくなりましたが、そこはじっと自制致しました。
 「そ、そう、そうなんだよね…」などといきなり話しかけたら、まず絶対的に変な老人、とみられるに決まっているからです。しかし、今どきの高校生も侮れないぞと強く思いました。立派です。100人に一人でも、こんな若い人がいるのなら、日本の未来は明るいと思いました。話しかけられたお友達の方は特段、異を唱えるでもなく、でも何かもごもごと言っていたと思います。ぼくの関心事は、そういう考え「本を読まないと人生損をするぞ」という思想を持つに至った高校生が、大げさに言えば1000人に一人でもいらっしゃれば、おじさん、実質のことを言えば、おじいさんと呼ぶのにふさわしい年齢になったぼくですが、ありがたいことにその日まる一日心がポカポカとあったかい思いが致しました。これはぜひブログに書こうと・・・。
 
まあ,
大幅に譲って、電子書籍でもいい、ぼくも、S社の電子書籍用端末を使ったことがあるものですから、その出来の優秀さも知っているつもりですし(省エネで何日も持つし目も疲れないし、なんといっても凄いのは、何冊も端末に容れられるということ)・・・
でも、敢えて言うならやっぱり紙の本で読んでほしいけれども、今どきそんなことにこだわるのもつまらないと思います。紙の本の欠点は実はその重さのことなのですね、つまり何冊も持って歩くには非常に重い。文庫本でも、厚い本なら重いし、何冊も持って歩くには適さない。
まして、ぼくの散歩時の3種の神器は、カメラ、音楽プレーヤー、本と決まっていまして、その上に小型の手帳が・・・まあ、カメラだけは絶対的に欠かしませんがね。何故ってぼくの仕事の道具でもありますから、ね。ですから、比較的本が軽い時には、ずしりと重い一眼レフのカメラを持って出歩くことも多く、四六判上製本250ページなどという本を読んでいる時は、自然と軽いカメラを選ぶようです。
 
というわけで、本を読むことが一部の若い人たちに拡がっているとすれば、案外日本の未来がもしかして急に明るく思えてきましたというお話でした。
 
マンガですか?ううん、分からないなあ。あれだけは。
30年も50年も、いやもっと前の漫画ならぼくも大いに感銘を受けてきましたので、漫画を一概に批判するつもりはないのですが、今の漫画って、どうも違うんでしょ?
手塚治虫や、石森章太郎や、水木しげるや、つげ義春の漫画作品ならぼくも大いに感心もし、感銘を受けてきました世代ですから。
 
      文・写真 石郷岡まさを
 

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