gooブログはじめました!散歩写真の達人 石ちゃんのフォトエッセイ ーーー30年の私写真散歩 少しずつお見せしましょう。

「東京原色図鑑」散歩とスナップ写真1万点。
80年代の東京も。大好きな写真家に、濱谷浩、石元泰博、森山大道氏等。

カメまんだらだら石ちゃん散歩 今、政治が、選挙が熱をおびてきた。 

2016年07月07日 | 下流老人
 参院選、選挙最中にこんなこと書いてもいいのかなあ。 いいんです、何処の党派を支持せよとか、支持するなと言うのではないですからね。  街頭インタビューですら発言内容に気を使い、まして電波に乗せて放送することに びくびくして・・・と言う情報も一部アップされていました。いくら高給でも嫌だね、 そんな仕事。言うことを自粛させられているテレビ局や放送関係の方々はお気の毒である。 ( 何故って、ここは言論の自由が憲法で保障されている国であって、世界のどこかの 独裁者が自由な言論を禁じている国ではないからなんですね。) と、ここまで書いてきて、 今回は、新聞はどうか知らないが、ぼくがもっとも信頼を置いている雑誌メデイアまで 急に、選挙戦の最中にもかかわらず、選挙の最新情勢などの記事が減っているように思う。  これは、おかしい、週刊誌と言うのは、記事によってどれどれ買って読んでみようかな などと思わせるような記事で持っているわけなんですね。 だから各出版社が、腕によりを掛けてかなりお金も掛けて取材しているわけでしょ?    ぼくが昔、週刊誌や月刊誌で仕事をしていたころ、 週刊誌の最大手は、週刊ポストであり、100万部近く売れていた。 出版社は、小学館。ライバルの、週刊現代も、それくらい売れていたんだろうか。  今から30年前がきっとピークだったのだと思う。  新聞社系の週刊誌でも、仕事をしましたよ。 朝日新聞の、週刊朝日、毎日新聞のサンデー毎日、こちらは縁が無かったが 両方ともジャーナリズムの頂点、と言う感があり、大昔は売れに売れて、 100万部以上売った時代もあったと聞く。 ぼくはフリーでしたから、週刊読売という週刊誌でも少し仕事をしたっけ。 ほかに、 週刊新潮、新潮社、と 週刊文春、文芸春秋というライバルの週刊誌もよく売れていましたっけね。各50万部は売れていたと思います。文春にはまったく縁が無かったが、 新潮には数度お世話になったことがあります。 同誌は、大変ギャラが高くてねえ、さすが大出版社だと思いましたね。 以上、みな主に男性の読む週刊誌ですが、ぼくは女性誌ではまったく仕事したことはなかったなあ。 当時、女性自身 は100万部以上売れていたんではなかったか。  今でも、断然 女性自身は売れているようで・・・喜ばしい事ですね。  そんな雑誌ジャーナリズムが元気だったころ、日本の経済も最高潮でしたね。 いまでは、雑誌、どれだけ売れているんだろう。 働いている編集部の人たちは、ぼくの経験したことで言いますと、 皆さんとても優秀な人たちであった。何しろ某出版社のボーナスが年間12ヶ月などと聞きましたもんね。  いくら払っても、企業は儲かっていたと思う。 出版社って、多くの学生が入社したい企業なんでしょ、今はどうか分かりませんが。 そんな30年も前の出版社の編集者をつい思い出すのも、日本が元気だったころ、 言論の世界も、もちろんジャーナリズムの世界も元気だったと言うことを書きたかったのですね。  政権から圧力をかけられるのはいつの時代も同じ、それに屈しない国民の支持があればこそ、出版人はがんばってきたのですよねえ、今ではどうでしょう。 せっかく、スクープを書いても翌日にはその内容がネットでだされて、多くの皆さんがお金を払うことなくただで読めちゃいますから、雑誌が成り立たないわけでして・・・ せっかく、苦労して良い記事を書いても、昔からそうでしたがテレビ番組で紹介されて・・それでも昔はテレビ局も、全部は紹介せずに、一部だけ番組で紹介してちゃっかりと人のふんどしで相撲をとっていたのですネエ、テレビ局って以前から破廉恥?だったのですネエ。  ところがネットでただで読めるようになるともっと危険が・・・ どの雑誌も、本来なら300円とか350円で売る雑誌を、無料で読まれたら・・・ アウトでしょ?ただほど怖いものは無いと知るべきです。 そんな危うい時代をぼくらは生きていると言うことなんでしょうかね。  教訓  人の労働や作品を無料で見るな、取材にも当然何百万とお金が掛かっているのですぞ。  西洋のごく普通の民主主義の行われている国では、ジャーナリズムは尊重されていて だからこそ長い時間を掛けた貴重な調査報道などを対価を払って皆さん読むのですね。  ネットの時代は、無料無料、すべて無料ですが。ラXXも無料、ただしただほど高いものも無いと言うのも事実です。個人情報が危ないと言う人も。 本当に知りたい情報にはお金を払う癖をつけないと、みんなどうでも良い宣伝ばかりになってしまいやしませんか?  最近の例で言いますと、『日本会議の研究』、12万部売れたそうです。 実に面白い本でした。ぼくは出てすぐ本屋さんに走って買って、読みました。描いた人の長い間の労作を800いくらで読めるんですから、安いものです。作者はたぶん何千万と言う印税を手にされたと思いますが当然でしょ。むしろおめでとうと言いたい気分です。   まとまらないけれども、言論の自由は憲法にも保障されていて、 最近のテレビ、新聞、雑誌の世界から参院選の記事が減って、それで国民は果たして選挙に行く参考になるのかしら、と思うんですね。 投票に行かない人々よ、危うい時代が始まったらあなたたち棄権派のやったことですからね。ぼくはしっかりと、棄権ということの危険をここに書きますからね。        写真・文 石郷岡まさを  

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