今まで、百枚以上のCDを買ってきたかもしれない。
1980年代初め CDは高かったなあ。当時は、まだレコードが主力ではなかっただろうか。
新宿のレコード店で、給料が入ると大事に大事に選んで買った。主にジャズのレコードを大切に聴いていた覚えがある。
ぼくの友人に、音楽が趣味の99パーセントを占めるくらいの男がいて、これは比喩ですよ、
この友人は、何千枚という音楽CDを持っていたのではなかろうか?ビートルズから、英国のロックの ある マニアックなバンドまで、その友人の影響をぼくは深く受けたと思う。しかしぼくはほとんどを聴かずに過ごしたなあ。
ぼくにとって、音楽は一つの好きなモノ、にすぎなかったし、本も映画も絵画も、どれも大事に思っていたからね。
でも、ブルースという音楽などはその友人から教えられて知って、聴いてみていいなあと思った。
P-VINE という日本のレーベルは、どれも良かった。
さて、今日聴いてみようかと思っているのは、あるジャズヴォーカルのCDである。
ぼくがある個人的な体験から、そのミュージシャンを知って、大好きになり、そうしているうちに、ある日ある時散歩の途中で、レコードショップの乱雑に置かれた段ボールの箱の中にこのCDをみつけたのだった。なぜか懐かしくなって買った。良かった。名盤だとは実は知らなかった。
実は今そのCDを聴いている。
アン・バートンの
「 BY MYSELF ALONE }
というアルバムである。国内でつくられたアルバムである。今ではかなり高価になっているようだ。
そんなことはどうでもいい、日本のジャズメンとアン・バートンが一緒に演っているのである。ご機嫌なアルバムである。おそらく昔、日本国内を演奏旅行していたのだ。
アン・バートンをどうして好きになったのか?と聞かれますか?
それには、涙なくしては語れない・・・哀しい哀しい物語があるのですね。
それはぼくの青春時代のあることと重なるのである。
( 前半はここまで )
写真・文 石郷岡まさを
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