遥かむかし、エアロビ・フィットネスブームでReebockのスニーカーがメジャーとなった頃、「ニューヨーカーはスーツにReebockのスニーカーで通勤」というスタイルが日本でも一瞬の流行りとなった。 当時勤めていた通販会社が、カタログ紙面でこのトレンドを紹介することに。新しいものを追っかけていた田舎者の僕は納入業者に頼んで1足を早速GET。もちろん流行はすぐにすたれたのだが、一旦慣れたスニーカーの軽快な感触を捨てることはできなかった。黒のReebockからK-SWISS、PATRICKと好みは変わったものの、僕のウィークデイの足元はずっと黒のスニーカー。お悔やみ事への出席と相当重要な客先訪問以外は基本的には履いています。出張時にも。ところでスーツに淡い色彩のスニーカーの組合せは「体育の先生」になってしまうのでNGです。