標高900m近くの尾根筋を通した極上の道は、僕らを空へ導きます。
北に雪を冠した南アルプス連峰、そして富士山がばーん!
西には駿河湾の向こうに三保の松原、大崩海岸、うまくいけば静岡県最南端の御前崎。
南は天城山をはじめ伊豆の山々が連なり、僕らの進むべき天上の道が見える。
東は東伊豆の山並みの向こうに相模湾、三浦半島、その向こうの房総半島。
西伊豆スカイライン、「日本の道100選」に選ばれた天上の道です。
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2008年11月30日、群青色の澄んだ空気の中、房総半島と御前崎を同時に見た。
その景色に魅せられた僕は、あの感動を仲間とシェアしたいと翌週にオフ会を企画。
以来3回目の冬です。
さぁ、いきましょう!天上の道へ。
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で、いきなりびっくりして飛び起きたヾ(≧∇≦;)ノ"
あれ、何時だ! 6時だ! どうなんだ! やっちまったか!
土曜日は呑み会で相当飲んだ。そのまま携帯も充電せずに寝ちゃったみたい。
何時に函南駅集合だっけ、っつか幹事は自分だし(笑) どうすりゃいい?
とにかく手当たり次第、気づいたものをドイターに詰め、2ヶ月ぶりにウェアを着る。
輪行袋と冬用グローブ、携帯の電池パックは絶対だ。
やればできるもんだな。自転車の空気を入れて6時12分に家を出た。
ドイターの中には冬用グローブが2つ、何故かスキー用グローブが1個入っていたが(笑)
相模線の寒川駅で、わずか7分で輪行、来た電車に飛び乗り、SNSにメッセージを入れる。
「ちょw 寝坊、6時にあわてて飛び起きた!」と。
「もう、なるようにしかなんねぇッス」
ようやく落ち着いて自分のイベント告知で集合時間を知る。
8時半函南…、ちょー余裕(爆)
どーすんだよ、飯食ってないぞ。函南駅にゃ何もないw
っつか、同じことをやってるよ、飛び起きてる(笑)…進歩ねぇス
20090607●『西伊豆スカイライン、これはもう定番にしようじゃないか ~98km』
んなオフ会の行程は、毎度ですけど
8時半函南集合~9時前出発~狩野川サイクリングロード~修善寺温泉~達磨山レストハウス~
西伊豆スカイライン(戸田峠~達磨山~伽藍山~土肥峠~風早峠~仁科峠往復~風早峠)~
湯ヶ島温泉で14時目標&昼食~凶暴な矢熊峠~冷川峠~伊東16時半~輪行
そして、集ったメンバー、
モリさん、yuki3110さん、kohzeyさんの3名が病み上がり…それでも来させる魅力がある!
いや、モリさんに至っては、病んでいる最中でドクターストップがかかってるんだよ(笑)
2neくん、Akiくん、karzさん、まるおさん、オクさん、きっぱん、コミュさん、三島のmacoさん、
ランニングの師匠まきさん、初輪行のkeiさん、千葉からsakakazeさん、masaの15名
ブリーフィングと自己紹介をして、さぁ出発です。
函南を出てすぐ、振り返ると富士山がにっこにこッス。もう期待が高まりますなv(^o^)v
この時期の富士山はとにかくきれいです。
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[狩野川沿いのサイクリングロードは今日も最高! ここ大好きです♪]
2年前のオフで、はじめてリアルに三島のmacoさんに会った。
職場の忘年会帰りに、わざわざ僕らを迎えてくれてこのサイクリングロードを教えてくれた。
空の広さと高さに感動!
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[空いてる(笑)]
富士山をバックにまだ元気な面々の集合写真
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[富士山、惜しげもなくご開帳!ストリッパーだったら駄目だしですねぇ]
10時過ぎに修善寺で最後の補給、このあとは14時の湯ヶ島まで補給はできません。
西伊豆スカイラインには自販機すらないッスから、夏は決死の覚悟ですよ(^^
過去にはFさんが湧き水で命をつないでいる(笑)
修善寺温泉からは、里山を抜ける県道を行く。
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[この道もmacoさんが教えてくれたv(^o^)v]
登り口でちょっとした電話、うへ! いきなり一人旅ッス(≧◇≦;)
昔だったら追いつく自信があったのに、追いつくどころか完璧な衰えを感じたッス。
結局達磨山レストハウスまで一人旅だったじゃん。
ランニングで使う脚とチャリの脚は違うね、また、一から鍛え直さなくちゃいかんなぁ。
昼夜問わず一日中走っていたころの僕って、どんだけ強かったんだ、そう思った。
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[ずっと一人旅(^^;]
ちょっとショックな自分でした。
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[色気のないストリッパー状態(笑)]
レストハウスについたらみんなニコニコしています。そりゃあそうです。
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[雪を冠した南アルプスの山並みまできっちり見えちゃってるわけで。]
これを見た瞬間に登り坂の辛さは忘れますなv(^o^)v
っつか、これを見るためなら辛い坂もいいスパイスです。
きっぱんとか、「生きてきてよかった」とか言ってるし(^^;
僕がべけちょで上がってきたので、ほどなく戸田峠に向かって出発。
戸田峠までの直登りを登りきれば、あとは天上の道、西伊豆スカイラインです。
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[@戸田峠]
トライアスリートでウルトラマラソンランナー、まきさん、きついきついと言ってたけど、
もう、あと少しで気持ちよ~くなりますから。坂があっても快感ですよ、イッちゃいます♪
ほら、達磨山へ登りはじめてすぐに見えるこの景色!
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[さっきまでいたレストハウスが右下に]
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[もう、こんなに登ってきちゃったんだ、人間の脚ってすごいね!と まきさん]
その後もお喋りをしながら天上の道を行く。
そして、達磨山!
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[今年も大歓声です。みんな笑っている! 最高の天気に感謝!]
眼下の戸田港から続くつづら折り、駿河湾の向こうの富士山。
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僕らが来た道はまさにスカイラインですね。
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[携帯画像のほうがデジカメより綺麗ってどうなん?]
そう、空へ
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[ここで標高900mくらい、だけど日射しがあって風もないから暖かですv(^o^)v]
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[先へ進まない(笑)]
空へ!
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[この傾斜がきつくない!]
だって空へ向かって走ってるんだからね♪
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[言葉じゃないな]
振り返れば富士山ご開帳(笑)
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伽藍山のピークを超えて、しばらく下ると、僕らが走る道が見える場所にでる。
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[土肥峠まで一気に350mほど下り、そのあと仁科峠まで駆け上がる、そんな尾根道。]
その向こうに天城連峰。
無駄に下って無駄に登るわけで「見たくない」という声もあったが、それでも見たくなる景色。
途中の展望スペース、やっぱ御前崎は無理だなぁ。
右肘が痛いので下りはちょ~慎重ッス。みんなにおいていかれちゃった(^^;
天城牧場が見える場所、ここから稜線の凹んだ部分に仁科峠の看板が見えるんですよ。
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[正面が仁科峠、そして右手が風早峠、ってよく分からないッスね(^^;]
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[@風早峠]
みんな元気!
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[感激をシェアした仲間とv(^o^)v]
風早峠から仁科峠までは毎度毎度、無駄な往復です(笑)
ただね、富士山に再びあいさつができるんですv(^o^)v
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[みんなの背中に富士山ですよ♪]
そして、ハイキング道を登ると、あぁ! ヤラレマシタ!
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[これを見るために漕いで来たッス。初参加の人さぁ、幸せすぎるよ(笑)]
仁科峠で完全防寒スタイルになる。ここから湯ヶ島までは木陰の林道をひたすら下るわけで…。
紅葉に染まった小山、2年前も「わぉ!」とつぶやき写真を撮った。
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[来年も再来年も、12月1週の定例にしましょうね。]
さて、ここで天国はオシマイ!
ここからは無駄に凶暴な矢熊峠、そして冷川峠を越えて伊東に向かいます。
フォトジェニックな景色は一切ありません(笑)
湯ヶ島ではあてにしていた蕎麦屋が店じまいをしていた、さらに猪カレーの店も…。
いきなりの昼食難民ッス。仕方ないがセブンイレブンのコンビニ飯になっちゃいました。
ここで北上すれば帰れる三島のmacoさんが離脱。そりゃそうだ、伊東に行く理由がない(^^;
さらにkeiさんと、病人とも言えるモリさんとyukiさんが修善寺輪行のため離脱。
二人とも辛そうでしたもんねぇ~、普通ならお布団で静かに寝てるべき状態です(爆)
セブンイレブンのすぐ脇から国士に続く道が延びる、
っつことで多くの人が失態をさらした失態峠から国士越えにルートが変更されました。
幹事がすでに弱気ですから(^^;
国士越えは初めてだけど、いいですね。
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[気持ちのいいつづら折りの傾斜が続く]
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[ところで…、国士峠、何もねぇ(笑)]
1500枚のワサビ畑が続く、筏場のわさび田。
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[中伊豆、やはりいいです!]
ここで最後の富士山だよ!
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[今日1日、ありがとう!って感謝の気持ちッスな(^O^)/]
冷川峠へ続く道も気持ちいいアプローチ。
そして、ここの峠は少しはフォトジェニック。
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[ここから伊東市、もう少しで終わりです、ちょい寂しいねぇ]
伊東の街とその向こうに海、僕らの相模湾だ。ただいま!
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[狩野川CRに始まった僕らのライドは、メインディッシュだけの料理だったな]
ライトをオンして慎重に下り、16時20分に僕らは伊東駅に着いた。
最高の天気と最高の景色、感動を共有した仲間との楽しい時間、自転車最高です!
距離も100kmちょっと、このコースは最早定番です。来年もこの時期に行きましょう。
◇今日の自転車◇
あらためてこのコース、最高です!
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[まきさんのGPSログより拝借]
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105.8km 平均速度20.5km/h
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