マシュマロ雲のむこう

札幌生まれの雑貨店mashumalo cloud店主
(ただ今休業中)で
雑貨作家cotori cafeのつれづれ記

肝試しの小道

2010-08-19 | 都会のことり
毎日苦行のような暑さが続きますね。
秋が来たら各々ナンかしら悟りが啓ける勢いです。

毎日通勤で我が母校(小学校)の横を
通るのですが、ド深夜の帰り道
街灯の元張り切って残業中の蝉が
大合唱をしていて、通りかかるとふいに
「あ・・・オレ、もう・・だめ・・・」と
近くにぼとり、と落ちてくるのです。

または亡骸かとかと思ったものが
ふいに超低空パニック飛行を始める、と。

それが街灯頼みの深夜のわき道という
絶好のシチュエーションのなかで起こるものですから、
そりゃ気絶もんですよ(笑

しかも目が悪い私はアスファルトの滲みさえ
落ちた蝉に見える始末で、
ぎゃ~っと心で叫びながら気持ちだけは
猛ダッシュで帰宅していました。

ところがお盆が終わると同時に
蝉たちの残業がピタリと終わり、
秋の虫の素敵BGMに変わりました。

ご先祖様たちは蝉でお帰りになったのかしらん?