正式名称をDimension Cといいます。学生時代バンドをやっていたときに、唯一買って持っていたエフェクターです。今から約20年前に買いました。
きのう、ベースが欲しいダンナさまと、Roland FantomX6が欲しい私とで、めずらしく1台のパソコンで楽器屋さんを検索しておりました。重さや機能の面でやっぱりFantomX6に気持ちが固まりつつある私。たまっているアルバム整理というノルマを課し、ノルマ達成でFantom購入という青写真を描いております。一方、DTXがあるものの、夜はうるさくてたたけない、休みの日にたたこうものなら、必ず「わたしがやる~」とジャマが入り、ダンナさまがドラムに向かうことはここ最近ほとんどなく、同じ音楽仲間の私としてはちょっと寂しい。同じリズム楽器だからか、どうもこのところベースが気になるダンナさまに、ここはひとつベースでも買ってもらって、聴く一方だった音楽への情熱を取り戻してもらおうではないか!
というのは表向き、実は私もベースがあれば、サンプリングして西脇さんがライブでやっておられたような「なんちゃって日野賢二」ができるかも!そんな浅はかな考えもあって、ベース購入にOKサインを出したわけです。
「ベース買うならエフェクターもそのうちいるよな」
「そういえばうちに1個あるよ」
エフェクターについて詳しく書かれたサイトで探してみたのですが、どうもDimensionは載っていない。そこで「エフェクター Dimension」で検索してみると・・・。何と、すでに生産を中止している、レアものだったんです。確か買ったときは5000円くらいだったと思いますが、オークションで5倍くらいの値がついていました。
「唯一持ってる紫のアレが、実はお宝?」
出してまいりました。今日、ロフトでほこりをかぶっていたのを。電池を交換してS80につないでみました。すると・・・。まだ使えました!何と表現したらよいのか、音が揺らぐ感じで、きれいな透明感のある音になります。昔はKORG DW-8000につないで、エレピとかにかけていたと思います。ちょっとコーラスがかかったようになって、広がりも出て。ピアノ系にかけてもあまり面白くないので、オルガンにかけてみました。すると、すごくいいんです、これが!オルガン特有の揺れにちょうど合うようで、パーカッシヴな音がすごくかっこよくなりました。レズリースピーカーというのをオルガンには使うそうですが、それの効果に似てるのかも、とも思いました。
シールドの接触不良のせいか、使えるときと使えないときがありますが、ちょっとうれしかったので、これからまた使おうと思います。
折りしも今日、DIMENSIONのSTBライブのチケットが届きました。この名前には縁があるということで。ついでに私のパソコンもDimensionだったらよかったのに・・・。