私は同じ映画を何度も観るのが好きです。もちろんそれはお家でビデオだったりDVDだったりなのですが。
昔はバック・トゥ・ザ・フューチャーのシリーズをよく観てました。邦画では伊丹十三の映画をくりかえし観るのが好きだった。有名どころはマルサとかお葬式ですが、私が大好きなのはたんぽぽ。売れないラーメン屋さんを人気ラーメン店にする話です。食に関するエピソードがちょこちょこ入るんですが、役所広司と黒田福美の戯れがすごくHだったなー。
最近は映画をどっぷり観る時間というのが、若い頃より減ってしまったのですが、先日とうとう買うか買わないかずっと悩んでいた映画のDVDを買いました。それは
天使にラブソングを2
一番好きな洋画です。全篇通して音楽がめちゃくちゃイケてるし、笑いあり涙ありなところが大好きです。
PART1では売れないシンガーだったデロリスが、かくまわれた修道院を音楽の力で立て直したことから、PART2ではラスベガスでショーができるほどの売れっ子に。今度は廃校寸前の高校の立て直しを頼まれます。
最初は授業も聞かない悪ガキ集団だった音楽クラスが、聖歌隊を作ったことでどんどんポジティブに変わっていく。その過程を観ているだけで泣けて来ます。ラスト、聖歌隊のコンクールでJoyful Joyfulを歌う場面。ローリン・ヒルのソロからみんながワーッと舞台に飛び出して歌い始めるところが最高にトリハダ
クゥ~~ッ
(by川平慈英のモノマネをする華丸さん)
最初はナマイキなだけだった生徒が、最後はみんなかわいく見えてくる。1993年の映画なので日本で公開されたのはたぶん翌年でしょうか。ちょうど結婚して1年目、まだ子供はいませんでした。きっとその頃は音楽と笑いの部分だけ見ていたのが、今となってはそこに登場する子たちと同じくらいの年の子供がいる。生徒たちの成長していく姿にさらに涙してしまうわけです。おりしもDVDが届いて最初に見た日は息子の合唱コンクールの日でした。
音楽が人を変えていく。音楽にはすごい力がある。この映画に出会えてよかったなーと思います
私の原点。