毎年秋に開催の児童センターのママ&キッズコンサート。今日はお天気も回復して、ものすごい数のママ&チビッコたちが来てくれました。たくさん来て下さってありがとうございました。
アンパンマンから始まって、フレーミー、匠、AKB48メドレーや天使にラブソングをメドレーなど。間にちょこっとあたりまえ体操を混ぜたり。あれだけの大騒ぎの中をよく演奏できたな、って感じでした(笑)
いつもアンケートを職員の方が取って下さって、概ね「よかったです」とか「今度はこういう曲が聴きたいです」という感じなのですが、今回1枚だけ、超辛らつなご意見があり、どれもごもっともで考えさせられてしまいました。
どれだけ人数が多くてもコンサートが始まれば子供たちは惹きつけられ、会場全体が手拍子の渦、というのが理想の子供向けコンサート。おかあさんといっしょのさいたまスーパーアリーナのコンサートを例えればよいでしょうか。
ピアノだけのインスト、というのがうまく伝わっていなかったというのもあるかもしれません。子供と一緒に歌える曲を、というのは以前からご意見としてあったのですが、そのあたりを怠ったからかなー。一応AKBが聴きたいというご意見には沿ったつもりでしたが、それだけでは足りなかったようです。普通に考えれば、子供向きのコンサートに歌がないというのは、やっぱり変ですよね・・・。最初から最後までかなり騒がしい状態で、ゆっくりピアノを聴いてもらう、という雰囲気ではありませんでした。
以前小曽根真さんのコンサートで、サインをいただく時、ライブについてのお話を伺ったことがあります。自分がお客さんの側に立ってみるのも大事だけど、あまりお客さんになりすぎると、それは迎合することになると。迎合はイヤだけど、もうちょっとお客さん、特にチビッコのお客さんの気持ちになってみる必要があったのかもしれません。思い返せば、以前は「ドンスカパンパンおうえんだん」を打ち込みでやったり、ドラネコロックンロールもやっていました。去年はマルモリがあったし、その前はポニョがあったけど、今年はそういう子供向けの大ヒットがなかったしなあ・・・。
こうして書いていると、だんだん気持ちの整理がついて来ました。きっと神様が「ボランティアという名前にちょっと乗っかりすぎて、大事なことを忘れてるよ」と教えてくれたのかも。
毎日が修行と精進です