関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

♬初心者ジャズピアノ教室♬

場所はさいたま市見沼区の自宅。コードや簡単な耳コピの仕方など、それぞれの方のレベルに合わせて、丁寧に教えます。珍しいヤマハの木目グランドピアノで、好きな曲を弾いてみませんか?左の「メッセージを送る」からお問い合わせ下さい。

楽器フェスティバルに行って来ました

2006年10月08日 19時04分28秒 | 音楽
サンシャインは駅から遠いので、一人で行って大正解でした。前日行ったダンナさまから、去年の楽器フェアとは違い、わりと小規模と聞いていたので、とにかくYAMAHAとRolandの2ブースにしぼって、M06とFantomX6を徹底比較!(比較できるほど理解できていませんが)

最初Rolandブースで「Thprim」ライブが始まるまでの少しの時間、FantomX6を弾かせてもらいました。西脇辰弥さんがライブで使っていたX8と同じく、16個のパッドがあり、サンプリングもできるとのこと。重さは12、5キロで持ち運び可能。音についてはまたのちほど。

ライブが始まる前の、テレビ画面に映し出される企業CMみたいな映像のバックには、西脇辰弥さんのたぶんそのために作られた曲が流れていました。さすがRolandの宣伝部長?!
「Thprim」ライブ、優しい感じのポップな音楽で良かったです。何より仙道さおりさんの使っていた「Hand Sonic」なる楽器が変わってて面白そうでした。パーカッションの一つの面にいくつも音が出るようになっていて、指や手のひらでドラムの音を出していました。サングラスに短い黒のホットパンツ、アンニュイなしゃべり方で、写真で見たイメージとずいぶん違いましたが、おじさま2人を相手に絶妙なトークで、まったりした雰囲気を作っていました。

ライブ終了と同時にダッシュで今度はYAMAHAのブースへ。尾野カオルさんのD-DECKミニライブが15分前から始まっていて、最後の1曲でも!と思い行ってみると、うれしいことに2曲聴けました。聞いているお客さんはみんなヘッドホンを。去年のSTAGEAのときは普通に音を出していましたが、今回私は初めてヘッドホンで聴くライブを体験しました。曲はたぶん去年もやっていた「Confusion」(すご~~くかっこよかったです、感動で鳥肌でした。この曲の入っているCDが欲しかったけれど、どれに入っているかわからず・・・)と、最後の曲が「B.D.N」、これもよかったです。私、尾野カオルさんかなり好きです。ああいうクラブ系の音楽も作ってみたいです。打ち込みは打ち込みで、曲調が合うと本当にカッコイイんですよね~。ヘッドホンで聴いたので、特にビートが強調されるというか。

そのままYAMAHAブースに居座り?M06の説明を色々聞きました。音はMOTIFと変わらないそうなので良いとして、ピアノとして使った時、鍵盤がちょっと軽めなのが気になりました。重さは10、4キロで最近のシンセとしては軽い方かも。あと見た目はやっぱりMOTIFのほうがだんぜんかっこいい。(つまらないことかもしれませんが、私は物を買うとき結構見た目を気にします)シーケンサーの使い方とかもかなり詳しく説明してもらったのですが、簡単とはいえやっぱり難しかったです。液晶パネル部分は白黒で普通のサイズ。MOTIFとの違いは拡張ができないこととサンプリングができないことだそうです。(MOTIFもサンプリングができるってことを知りませんでした)お値段は10万前後で魅力的なのですが、今ひとつ「これは!!」という新しい発見もなく、延々説明させてしまったお兄さんにお礼を言って、帰るつもりでMOTIF06を弾いてみて、

「あれ、鍵盤のタッチが違うのね・・・」

M08はMOTIF08と同じ重いタッチだけれど、M06はMOTIF06とは違う鍵盤なんだそうです。MOTIFのほうが弾きやすかっただけに、M06を即購入!は白紙に・・・。
気を取り直してD-DECKでも、と思ったら、人気があって2台とも使用中でした。

ちょっと落胆の状態で、再びRolandブースへ。FantomX6のデモ演奏を聴かせてもらっていると、真面目そうなおじさんが説明に来てくれました。こちらでもシーケンサーの使い方を聞きましたが、やり方はたぶんM06と同じくらいの難しさなんでしょうが、液晶パネルが大きめでカラーなのと、ピアノの音のときはピアノの絵が出てきたりと、ビジュアル的に何となくわかりやすかったです。サンプリングができることや、「たった今弾いたフレーズ、いい感じだったけど1回しか弾けない!」という時に、40秒までさかのぼって録音できる機能がすごく便利だと思いました。
そして私が一番感動し、心を動かされたのが、「エレピの音が大事なんですけど」という話をしたら、SRXという別売りのボードが入ったほうのシンセを弾かせてくれたのですが、ヘッドホンから聴こえるエレピの音が、数日前に私が「欲しい~」と書いたヴィンテージのエレピそのものだったのです。何でも世界中を探して状態のいいヴィンテージ・エレピの音をサンプリングしたそうで、パネル内の操作でちょっと良くない状態に変える事もできるという凝りよう。弾いているのは自分なんだけど、あまりの音の良さに涙が出そうでした。私が欲しいと思っていたあの音がここにある!しかも鍵盤もオルガンくらいの若干の重さがあって、エレピを弾くにはちょうどいい感じでした。(S80にもいい音はあるのですが、鍵盤が重いのでちょっと雰囲気が違うのです)お値段は20万前後とお高めで、しかもボードが3万!(パソコンで調べたら2万くらいでした)でもあの幻のエレピがその値段で手に入ると考えたら・・・。説明してくれたおじさんが、私のエレピ愛&鍵盤のタッチの大事さをわかってくれたのもうれしかった。あくまで私の中ではですが、今回はFantomに軍配が上がりました。

聴きました!

2006年10月07日 00時08分51秒 | 音楽
今「相棒」の前のシリーズの再放送を午後にやっているのを新聞で見つけ、今日録画してみました。すると、ありました!あのカッコイイテーマ曲が!
タイトなドラムから始まる、ブラスとストリングスの入ったゴージャスな感じから、チョッパー・ベースとエレピ、ギターのカッティングが印象的なファンキーな感じに変わった!・・・と思ったら、もうおしまい。う~ん、短い。時間を計ってみたらたった22秒しか流れませんでした。これではラジオのジングルとかとあまり変わらない。「太陽にほえろ」みたいに出演者が多ければ、それぞれの刑事の映像と共にバックに流れる音楽も長いのですが、何せ相棒は主演が2人。惜しい!
ブログでお世話になっている香魚さんに教えていただいた通り、音楽は池頼広(いけよしひろ)さんという方でした。ベーシストの方なだけあって、チョッパーがきいているのがうれしい。「野ブタ。をプロデュース」の音楽なんかも担当されていたようで、結構有名な方でした。
そういえば以前、息子が借りたケロロ軍曹のCDの中の「クリスマス・ケロル」という曲を作った方のお名前が「窪田ミナ」さんで、苗字が気になってちょっと調べてみたら、この方もいろんなドラマの音楽を担当されている、結構有名な方でした。

世の中にはすごい人が山のようにいらっしゃるんですね~。

ピアニカおじさん

2006年10月04日 17時54分24秒 | テレビ
今朝ズームインSUPERを見ていたら、名古屋からの中継で「頭でピアニカを弾くおじさん」が登場しました。何の曲かは忘れましたが、頭にピアニカをあてて、ちゃんと曲を演奏していました。「ほ~、すごい」と見ていると、

「この方、松田昌さんは・・・」

??何か知ってるぞ。月刊エレクトーンで見た名前の方では?うん、違いない。
名古屋の大学の先生もされていて、とにかくピアニカの達人とのこと。両手でピアニカを弾くコーナーでは、それはそれは見事な演奏をされていて、
「そりゃあエレクトーンの人なんだから!」
と、一人ツッコミを入れてしまいました。いかにも普通のおじさんっぽい紹介の仕方がテレビだな~と。最後は定番のズームインのテーマを、教え子の方と演奏されていました。(途中で思いっきり切られていたのが気の毒でしたが)
以前もズームインではお名前は忘れましたが、エレクトーンの若手のホープみたいな人を紹介していたし、先日はD-DECKの製品発表会でピアノのできるアイドルにズームインのテーマを弾かせていました。(初見で弾けるのか~とちょっと尊敬)
結構エレクトーン関係の話題が好きなズームインなのでした。

Rhodesが欲しい!

2006年10月03日 14時55分11秒 | 音楽
10月に入り、あっという間に3日がたちました。今週末は楽器フェスティバルですね。昨日の家族会議により、8日の日曜日に一人で参加することになりました。(佐藤雄大さんが見れないのは残念ですが)上の子はピアノをやってはいても楽器にはあまり興味がなく、下は人ごみ&爆音が苦手で、すぐ私にだっこだっことなるので、毎年何となく消化不良気味でした。今年はシンセを新しく購入したいこともあり、リサーチも兼ねて気合を入れて臨みたいと思っていたので、土曜にダンナさまが上の子と行って私は翌日に・・と。ありがたやありがたや。

さて、先日BS-hで東京JAZZ2006の放送がありました。2日分を6時間にまとめた見応えのある内容で、今全部をDVDに残すべきか悩んでいるところです。私が一番感動したデイヴ・コズは4曲も収録されていたので喜ぶべきなんですが、ファンキーですごくよかった「Silver Lining」という曲(ダンナさまが最近ハマっているYouTubeなるサイトで見つけました)と、キーボードのブライアン・シンプソン(ライブレポでアジア系とか書きましたが、思いっきりアメリカ人の名前です)がショルダー・キーボードでJazzyなフレーズを弾きまくる曲がカットされていたのが残念でした。(何て欲張りな)
他に初めて見てすごかったのが、オースティン・ペラルタのピアノ。1990年生まれですよ!その頃私はもう社会人になってました。ひえ~。自分の子供でもおかしくない年齢です。とにかくすごいピアノで、2曲目のUntitleは早いけれどとてもきれいな曲でした。
トリオでの演奏だったのですが、ベースが「あれ、ヨン様?」という感じのメガネが素敵な方で、いきなり大注目。(ほとほと自分のメガネ好きにあきれます・・・)それは最近よくお名前を拝見する鳥越啓介さんでした。これからチェックチェック。
あと、チック・コリアと上原ひろみのピアノも感動でした。曲は何をやるかくらいは知らされているのでしょうか。相手のフレーズに呼応しての演奏、即興演奏=インプロビゼーションというもののようですが、巨匠チック・コリアを相手にそれをやってのける上原ひろみ、本当にすごい。何でも静岡出身で子供の頃からヤマハ音楽教室で作曲も習っていたとか。(塩谷哲さんもヤマハでエレクトーンを習っていたそうです、やっぱすごいぞヤマハ)
中学生くらいの頃、テレビでチック・コリアとキース・ジャレットのピアノをやっていたのですが、その頃はまだちんぷんかんぷんで、あまり感動しなかったのですが、今見たら「すごい~」と思うんだろうなあ。今ジャズピアノのデュオにとても関心があります。いずれ自分でもできるといいな、と。

他にもハンク・ジョーンズのエレガントなピアノや、レ・フレールの超絶兄弟連弾などもよかったです。マーカス・ミラーのバンドもかっこよかった。その中でゲストのフランク・マッコムという人が、歌いながらRhodesのエレピを弾いていたのです。若い人なんですが、きっと私物なんだろうな、と思い見ているうちに、そういえばラリー・カールトンでキーボードを弾いていたジェフ・バブコという人もRhodesを弾いていたなーと思い出し、今は生産していない幻の楽器だけれど、ミュージシャンの人は結構持ってていいなー、私も欲しかったなーと。昔京都のスタジオ「NORIKI」(野力奏一さんのご実家?)にRhodesのエレピがあり、そのタッチが何ともいえないいい感じで、すごく好きでした。今のSー80を買うときにRhodesを探したけれど、純製Rhodesはもう生産されておらず、買えませんでした。もちろんS-80にもいい音が入っているけれど、あの鍵盤の底に石が入っているようなコロコロしたタッチとは違うので。

買うのは無理なので、せめて弾きた~い。都内のスタジオなどで置いてあるところをご存知の方は教えてください。