工場長の製作日誌

模型製作記録とか辺境の記録とか

日鉄自タイプの16番電車を作る その3(完成)

2019-12-01 20:56:10 | 今日の製作所


南信某所で開かれた運転会へお邪魔しました。
県内でこの規模は中々・・・というか唯一と思います。誠に有り難い限りです。
今回はジオラマも持込んでいただき、私の小型車も入線が叶いました。


さて、製作中の銚子電鉄501、いよいよ屋根の工作です。



以前から温めていたつぼみ堂のパンタを使います。
・・・ただ持っていても仕方ないですからね。
この位のクオリティで良いので、廉価版があればいいのですが(汗



今回は前照灯と尾灯にアルモデル製品を採用しました。
・・・レンズはいつも通りUVレジンで作製するので無くても問題なしですが、尾灯は少し大きすぎる感じです。



ランボードと避雷器はプラ材で自作、ベンチレータはGM旧客のパーツを2/3使って半ガラにしています。
・・・ちなみにパンタは上田時代は写真のように4つの台座の上に載っていますが、銚子時代の写真をみると、レール方向に渡した2本の板の上に載っています。
(この後気づいて修正)



前作にプラスワンしようと、江ノ電では省略した配管も0.3mm真鍮線で再現。
アルモデル製のタイフォンへつながる配管が表現したかったポイントです。

なお、床下機器にもアルモデルのパーツを使用しました。
お手軽に表現にするには安価でgoodです。

・・・という事で塗装
GMカラーの西武の赤とベージュです。
銚子の旧塗装としてはやや暗いようです。混色しなければこれが一番近似でしょうか?





屋根はGMのダークグレーとクレオスのジャーマングレー、床下はいさみやのカラープライマー黒です。



表現したかったタイフォンは薄め液を付けた筆で塗料を拭き取り、地金の色を出しました。
いつも通り軽くウェザリング、艶消し仕上げです。






早速運転会にお邪魔し、とてもよく似合う雰囲気の良いジオラマに入線しました。
好評をいただき素直に嬉しいし、次作へのモチベーションも高まります。

走行はというと、正直イマイチw
T台車からの集電の配線が間に合わなかったのですが、やはり1台車集電が難でした。
早速追加工事が発生です(汗

完成品に無い、キットだとウン万円・・・
という車両も、スクラッチなら1万円以下で入手することが出来ます。

上手くキレイに作れない!という悩みは多分一生尽きませんので、とにかく仕上げてしまうのがコツですw
とはいえ、例えば流電52を紙で!と思っても42系が満足に作れないようでは恐らく満足のいく作品は作れませんので、とにかく作りたいモノを!とも言えないのですが・・・


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1 コメント

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マルテンサイト千年 (サムライグローバル)
2024-08-04 15:32:33
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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