さて、前回車体が出来ましたので床下に取り掛かります。
まずは水タンクを撤去。
この系列はトイレの水タンクは屋上に装備されていたようです。
・・・水漏れしたら即雨漏りしますが(汗
屋根にはタンクの蓋などがあるようですが、資料が無いため省略しています。
そして木造車の特徴であるトラス棒を取り付け。
強度的に不安がありますので、アロンアルファを染み込ませています。
ちなみにトラス棒を床板に取り付ける際、機器箱が邪魔になりやや幅がはみ出してしまいます。
説明書には特に記載が無いのですが、車体には干渉しないので気にしなくて大丈夫みたいです。
組立はここまで
いよいよ塗装。
と、ちょうどタイムリーに?KATOさんからオハ32000の生産予告が!
ぶどう色1号に赤帯が入る昭和15年以前の姿との事なので、これに合わせることにしました。
いつも通りw塗りあがりの写真。
車体はサフ→赤→茶色の順で塗装
屋根と床下はいつも屋根に塗るダークグレーで塗装しました。
・・・この塗料はクレオスのジャーマングレーがベースですが、継ぎ足し継ぎ足ししているので「秘伝のタレ」みたいになっていますw
ここでいきなりスハ32が登場しましたが、これはナカセイのキットを組んだもののレストアです。
中古で仕入れたものの塗装が埃を巻き込み過ぎていて残念だったので今回塗り直し・・・
まぁそれなりに美しく。
レボリューションのインレタで標記を入れ、半ツヤでコートしました。
・・・このスハ32800は当時かなり新しい形式なので、老朽ナハ22000と組む機会があったのかは知りませんw
最後にちょっとオマケの工作。
ナハフの幌が無い側のデッキ仕切りを作ってみました。
0.3ミリのプラ板に窓を開け、適当な端材を貼りつけてモールドを表現してみました。
オハ31の写真を参考にしていますが、まぁそれっぽく(笑
クレオスの土地色を塗った上に水生ホビーカラーのクリアオレンジを重ね塗り。
塗りムラでニス塗りの雰囲気を出してみました。
段差になっている部分に張り付けて完成。
最後部から違う色が覗くと効果は大なのでおススメです。
ナハフ24000
ナハ22000
木造車の2両は最後のコートを艶消しとしてスハ32との差を出してみました。
以上で戦前の国鉄客車の製作はおしまい
この位「歴史的」な車両を作ると、その当時の情景や乗客など、あれこれ想像するのもまた楽しいものです・・・
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