たまにはGM板キットもいいものと、飯田線の旧国を作りました。
・・・KATOから良いのが出ているので、ゆる~く(笑
といっても、4両のうち3両はイチから作ったものではありません。
だいぶ前にこの状態で入手。台車を使うだけでも、と部品取りになっていたものです。
流電とサハ87の台車は流用されたものの、車体も組立ては丁寧で勿体ないなと。
塗装剥離も面倒なので表面をヤスって段差などを平滑にし、その上からスカ色を塗ってしまう作戦で・・・
サハは屋根の塗替えもしていないのでかなりの手抜きです(汗
流電は前面の取付もうまく出来ていたので溶きパテを盛ってヤスる程度。
手持ちのテールライトとタヴァサのヘッドライトを取り付けました。
左右裾の足かけもプラ板を使って修正しています。
新製したのはクモハ61
今回部品の都合で流電が1両しかレストアできず、将来の編成替えを考えると両運がいいかな、という程度の考えです。
こちらも在庫の都合で増設する乗務員扉は51系から持ってきました。
・・・モールドの深さが異なっていて、シルヘッダーなどを新規に工作する羽目に・・・w
前面はクモハ43からリベットを削って使います。
切接ぎは工期短縮のためパテなど一切使わず処理。
光にかざすとちょっと目立ちます・・・
乗務員扉脇の手すりはランナー伸ばし棒です。
折角なのでウェザリングに拘ってやろうと屋根を中心にMrウェザリングカラーで汚しています。
だいぶ進歩したような、まだまだなような・・・
クモハ52は004の一回きりの塗装。の割にクモハ61はどのナンバーでもないお気楽仕様w
クモハ61にはキッチンのヘッドライトにSeria(100円ショップ)の手芸コーナーにあった「UVクリアレジン」を盛ってレンズとしてみました。
どの程度盛るかが難しい所かなと思いますが、直射に当てて硬化させれば十分な硬さと透明度があり、レンズの簡易表現としては十分に使えるかなと思います。
それから、このキットでどうしても気になっていた真っ黒な幌ですが、今回思い切ってクリーム色を塗ってから黒を差してみました。個人的にはこちらの方が雰囲気的にはいいかなと思います。
列車番号窓には窓用の塩ビ板を切って木工ボンドで固定、墨入れで汚いグレーにしています(手抜き)
私のプラ工作の原点?のGMキット。飯田線シリーズとしてボツボツ増やしていきたいと思います。
完成品が主流の世の中ですが,昔ながらの
キット制作も味わいがあって良いですね。
仕上がりも素晴しいと思います。
個人的には精巧に出来過ぎるよりも,少しユルい
くらいの方が温かみや個性があって好きです。
最近ではキットも細密化が進んでいて、私のような作風は減ってはおりますが、GMキットはこんな感じの仕上げが良いかなと思っています。