今日の言葉
幸福とは、自分の価値観が達成されたときに生まれる意識の状態のことである
アイン・ランド
『ない袖は振れない』
Weblio国語辞典
「無いものはどうしようもない。力になりたいが、資金力がないとどうにもならないこと」
桃季もの言わざるも下みずから蹊を成す 「史記」季将軍伝賛
「桃やももは何もいわないが、花や実を慕って人が多く集まるのでその下には自然に道ができる。徳望のある人のもとへは人が自然に集まることのたとえ」
生活保護の役割
「生活保護制度は、生活に困窮する方に対しその困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限の生活を保障するとともに、自立を助長することを目的としています」
厚生労働省ホームページより
非常事態宣言解除後、もうすでに感染者数が増え始めています。コロナの影響で経済が低迷しています。特に、飲食業、旅館・ホテル業、観光業はかなりのダメージを受けています。宣言三回目も視野にはいっていきそうな勢いです。
従業員の多い業種ばかりですので、倒産した場合、かなりの失業者がでます。仕事がなければ無収入になります。人間らしい最低限の生活をするために、セーフティーネットの生活保護が存在します。
生活保護減額が憲法違反になるか否か札幌地裁で判決が出され、原告側が敗訴しました。これは、今後の国民生活にとって重大な影響をもたらします。なぜならば、国家予算項目、社会保障費が削られれば生活保護の支給額も減額になります。国も今回の判決で予防線をはることができました。
「ない袖は振れない」
国も歳入がなければ、予算が組めず、運営ができなくなります。税収入の増減により、歳入がふえれば国は豊かになるし、減れば貧しくなる、あたりまえのことです。
豊かな国をつくるにはどのようにすればいいのでしょう。
それは、国民が働き、自分たちの生活が豊かになるだけの収入を得て、きちんと納税することです。生産者人口に該当する人たちがそれだけの収入をえることができる受け皿をつくる、これこそが政治家の使命だと考えます。
「言うが易し行うは難し」
今日の記事は生活保護費減額は憲法違反ではないていう記事を掲載しました。お読みいただけたら幸いと存じます。
生活保護訴訟で原告敗訴 札幌
西日本新聞
2021.3.29.14:23
2015年までの3年間に生活基準を引き下げたのは憲法が保障する生存権の侵害だとして、北海道の受給者ら131人が引き下げ処分の取り消しを求めた訴訟の判決で、札幌地裁は29日、「厚生労働相の裁量の逸脱や乱用があるとはいえない」として侵害権を認めず、請求書を棄却した。原告側は控訴する方針。
武部知子歳番長は判決の理由で、厚労相には国の財政事情を含めた複雑多様な考察とそれに基づく政策判断が必要と指摘。個別の受給者の生活状況を考慮しながらといって、判断に誤りがあるとはいえず生活保護法違反しないと結論づけた。
生活保護"支給額引き下げ"訴訟…減額取り消しの「請求棄却」判決 札幌地裁(北海道ニュースUHB) https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20210329-00000010-hokkaibunv-hok
今日の一曲紹介します。
ご訪問ありがとうごさいました。
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