平等の中の不平等の「GoToトラベル」、後ろ髪引かれながら行ってきます‼️

今日の言葉

「根を養えば樹は自ら育つ」

　　　　　　　　　　　　　　東井義雄

コロナ禍でインバウンドが最大の落ち込みを見せている中、世界で一番魅力的な都市に「京都」が選ばれました。「そうだ京都へ行こう」キャッチコピーがありましたが、私は中学校の修学旅行以来、訪れていません。冥途の土産にもう一度、京都・奈良は観光してみたいと思います。

「GoToトラベル」の開始日も遠い記憶、いつ始まったのでしょう。観光地のにぎわいは報道されていますが、実際はどうなんでしょうか？

有給休暇を取得、キャンペーンを利用、一泊二日で神奈川県・湯河原にでかけます。宿泊料金大人１３．７５０円、二名分で２７，５００円、クーポン割引が９．６２５円、合計計１７.８７５円になります。おまけに観光地で使用できるクーポン券４、０００円が付いてきます。観光客激減で旅行業界救済のための企画 とは言え、利用する人は恩恵を受けます。しかし、この不景気の下、「GoToトラベル」に参加できない人たちもいます。

私とある清掃員の会話です。

私「GoToトラベル利用して旅行行ってきます」

清「日給月給で、社会保健なし、もちろん、有給休暇もなし、東京都の最低賃金で働いているんだよ。うらやましいね」

私「それは大変ですね」

私の給料も少ないですが、有給、年20日、社会保険も加入していますので安心して仕事することができます。

将来の保証もなく、働かざるを得ない人、そして、企業倒産で失業した人、事情かあり、GoToトラベルを利用できない人たちもいます。私も、この企画がなければ旅行なんて考えもしませんでした。雑多なことがあたまよぎりますが、とりあえず、でかけてきます。

昭和時代には、会社の慰安旅行がありました。働くばかりの労働者、唯一の楽しみでした。今はそれさえも遠いレガシーになってしまいました。

外国人客99％減だけど…　世界一魅力的な都市、京都に：朝日新聞デジタル

　米国の旅行専門誌コンデナスト・トラベラーは、読者投票による「世界で最も魅力的な都市」（米国を除く）で、2020年は京都が初の1位（前年2位）に選ばれたと発表した。16年から4年連続で首位だった東京は…

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