日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

大勢よりも、独り静かな時間をすごすことに喜びを見いだすこの頃です。

2021-04-01 09:06:35 | 日記
    今日の言葉

人生はつくるものだ。必然の姿などというものはない。
   坂口安吾「教祖の文学」

宴会好きな日本人

忘年会、新年会、歓送迎会、花見宴会、追い出しコンパ、同窓会、打ち上げ会その他諸々・・・・

日本人がいかに集合体で群れるのが好きなのか物語っています。官僚と関連業者の会食、厚労省職員23人の宴、政治家で同士の会食等、コロナ禍でもせっせと空気を読まずに、バレなければいいのだという調子で上級国民は行動しています。ばれても詭弁を弄してしらを切る、みえみえのウソを堂々と吐く、見慣れた光景です。

「横断歩道みんなで渡ればこわくない」このフレーズが受けた時代がありました。最近、使われなくなった「村八分」という言葉があります。それと昨年、「同調圧力」という言葉もキーワードになりました。両者の共通したところは、「一人では生きていけない。少しぐらいの辛抱は仕方ない」と自分を埋没させ、その他、大勢にアジャストさせて生きていくこと、それが是か非か問うています。同調していかなければ、社会からの脱落、孤立していくことになりますよ。そういう意味では、日本人だれしもが孤独な世界の落ちる崖っぷちに立っているということがいえます。

「村八分」とは    
  デジタル大辞典「小学館」より

①江戸時代以降、村落で行われた私的制裁。ムラの掟に従わない者に対し、ムラ全体で申し合わせて、その家と絶交すること。「はちぶ」については、火事と葬式の二つを例外とするところからとも、また「はずす」「はねのける」などと同義の話しからちもいう
②仲間はずれにすること。


「同調圧力」は Wikipediaより

地域共同体や職場などある特定のピアグループにおいて意思決定、合意形成を行う際に、少数意見を有する者に対して、暗黙のうちに多数意見に合わせるように誘導することを指す。

批判にさらされている厚労省の記事を掲載しました。日本人ならだれでもが陥る危険性があります。DNAの中に
「村八分」と「同調圧力」の恐ろしさが刻みこまれています。単一民族の日本人、「長いものに巻かれろ」「寄らば大樹の陰」自我を埋没させて生きていく術をうまれながらに身に付いています。逆にみれば、それが日本人のよさにもつながります。

私の座右の銘は
「自己犠牲は最大の道なり」
中学校の先生が卒業アルバムの表紙のうらに、墨で見事な筆跡で書いてくれました。それ以来、心の支えにしています。

夜の大送別会、誰も「やめよう」言えず 雰囲気壊すから https://www.asahi.com/articles/ASP305RHZP30UCLV005.html
今日の一曲紹介します。

ご訪問ありがとうごさいました。

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