今日の言葉
今晩一晩我慢しなさい。そうすれば、
この次は、こらえるのが楽になる。そしてその次はもっと楽になる。
シェイクスピアの偉大さと人間らしさ
ヒ-スロ-空港、7時55分出発、ドライブインで、一休み、一路、イギリスが生んだ世界の文豪の故郷の街、『Startford-upon-Avon』に到着しました。添乗員の解説で一番、腑に落ちた話がありましたので紹介します。
シェイクスピアが20歳のときに、6歳上の女性がいたにもかかわらず、年下の女性に手を出し、そのこの親に怒鳴られて
結婚したというような内容でした。「お主もやるな」と、いっぺんに身近な存在になりました。男がもつ煩悩は、万国共通、どんな障害があっても、突破できるひと、できないヒトに分かれます。どちらがいいか悪いかではなく、結論に至るまでのプロセスが人間の成長の起爆剤になるのでは?改めて認識しました。シェイクスピアも本能と煩悩、そして人間の深層心理を探求して、胸に染み入る作品を生み出したのでしょう。今日のランチが、シェイクスピアの奥さまの実家を店舗にしたお店で、「アフタヌーン・ティー・セット」の予定です。
ビールの話題に移ります。「ロンドン・プライド」というこちらの人気銘柄をいただきました。街行く人たちがいきかう様子を眺めながら、飲むエ-ルビールは格別でした。イギリスの水は硬水を使用泡がたたない、そのお国柄をビールはアピールしています。ビールといえば、
羽田空港のロビーラウンジで飲んだ生ビールです。「ジョッキーを生ビールマシンにセット、スイッチON、そして、注がれ、そのあと、ジョッキーが傾いたその瞬間、飲みごろの泡が注がれる」AIマスターに驚かされました。そして生まれて初めて、最上級の生ビールを飲むことができました。
イギリスの伝統技をもつマスターとAIマスター、時の流れを感じます。ビールの提供一つにしても技術革新の波がきていることを感じています。
シェイクスピアの街を散策、タイムスリップ、中世の街中にいる錯覚に陥り、英国の伝統の歴史の重みを感じました。建物の保存が行き届いており、中世の人たちと入れ替わり、現代人が住んでいる、そんな感じです。先祖から継承した歴史の重みと誇り、「ジョンブル魂」の底に流れているのではないでしょうか?
この歳で、新鮮な気持ちを持てる喜びを感じています。
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