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今日の言葉
夫唱婦随(ふしょうふずい)
「夫が言ったことに妻が従う」
「夫唱婦随」この四文字熟語、何十年ぶりに、記憶の中から取り出しました。「だまって、オレのいうことを聞け。何も言わずについてこい」、昭和の頑固おやじのなつかしいことば、また、願望がこめられていました。
「夫唱婦随」、日本人の意識の中から消えたのは、戦後に生まれた人たちが結婚しだしたときからです。日本国憲法の下で、自由と平等が保証され、その中のひとつ『男女平等』、一方的にに押し付けるのではなく、相手の意思も尊重しましょうと、男尊女卑が消えてなくなりました。「戦後強くなったのは、女性とストッキング」といわれたのは、高度成長期真っ只中でした。女性の社会進出が当然のこととなり、この先に「男女雇用均等法」が制定されました。男性専科だった職種に女性が進出してきて、男の優位性が失われてしまいました。それ以降「夫唱婦唱」ではまとまりがつかなくなり、男女の力関係が逆転、女性上位になり、現在に至ります。
安倍首相ご夫妻は、戦争を知らない子どもたちの夫婦像を体現しています。同世代の結婚されている男性は、女性をコントロールするのに四苦八苦、安倍首相の気持ち、理解できることでしょう。「じゃお前はどうだ。」と聞かれれば「おなじです」と答えるしかありません。これからの理想の夫婦はどのようなものになるのでしょうか?
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