日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

GDPの内需と外需秤にかければ内需のほうに力点を置かなければなりません!

2023-08-18 20:25:16 | 経済
はじめのことば

大企業の業績の果実が中小規模企業その従業員に行き渡らないようであればアベノミクスは失敗であると私は考えます           安倍晋三

GDP(国内総生産)アップ

日本経済新聞朝刊   2023年8月16日より
輸出が反動増、輸入減(4~6月)
内閣府が15日発表した4~6月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質の季節調整値で1.5%増、年率換算で6.0%増だった。年率の寄与度は外需がプラス7.2ポイント、内需はマイナス1.2ポイントだった。 

『内需は国内向け、外需は海外向けの経済活動を意味する』
  
日本、外需頼みの高成長 4〜6月GDP実質年率6.0%増:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA152LB0V10C23A8000000/

国内総生産とは
一定期間内に国内で産み出された物やサービス付加価値の合計のことである。その国土領内に居住する経済主体を基準にした数値で「居住者たる生産者による国内生産活動の結果、生み出された付加価値の総額」をいう     ウィキペディアより

「消費」+「設備投資」+「輸出入(輸出-輸入)」+「政府支出」=GDP

外需頼みの高成長

きょうは早番出勤、午前7時過ぎいつもの通勤コース、新宿南口改札口を出て、甲州街道初台方面に向かって歩いていました。チラッと街道走る観光バスを見たら、乗客すべて外国人でした。また、盆休みの観光地、大勢の訪日客で賑わっているとテレビでは報道されていました。日本国中、インバウンド真っ盛り、コロナから開放され入国も緩和、真打ち中国人観光客も満を持して来日します。観光関連事業は大繁盛、コロナ禍での落ち込みを一気に挽回できそうな状況になりました。いよいよ”外需頼みのGDP”が動きだしました。

気になるのが内需マイナス1.2%です。一番の原因は消費の鈍さです。

日本人の4人に1人が高齢者の時代になりました。我が家も前期高齢者、妻と二人暮らしです。食費額も減りました。キャベツ半分消費するのに10日ほどかかります。食が細くなりましたので仕方ありません。

また、めったに外食はしません。外出したとき、小腹すいてちょっと牛丼でも食べていこうか、一瞬、ぐらっときますが、帰宅後にやる一杯に気持ちが傾きますので立ち寄ることはありません。居酒屋、ファミレス等、ほとんどいくことはありません。食費、外食費は確実に減っています。私も前期から後期高齢者になり、よりいっそう”出不精”になり、お金を使わなくなります。このような高齢者が増えることによって、内需のマイナス要因の一つになっているのかもしれません。

外需頼みは、コロナ騒動、ロシアのウクライナ進攻、円安等で経験済み、外に比重を置くのは危険で、内需を活性化させるのが一番安全な方法になります。そこが日本の宿題です。政治家の腕の見せ所です。

ニュース+1

たまに、妻に誘われてスーパーに行くことがありますが、たしかに惣菜コーナーには、なじみの品々がきれいに陳列されています。つい、あれもこれもとバスケットに入れようかと迷いますが、「待てよ!我が家の冷蔵庫の残り物を調理すれば似た惣菜ができるではないか」買うのを思い留まることになります。賞味期限間近に迫った食材を加工すれば、新たな商品に生まれ変わり、その日の製造年月日になります。ロスが最小で済むようにでないように創意工夫しているのかもしれません。

スーパー、総菜が成長の糧 コロナ禍で市場拡大:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73270650S3A800C2TB1000/

きょうはこれでお仕舞です。ご訪問くださいましてありがとうございました。

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