植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

冠婚葬祭とコロナ

2022年01月09日 | コロナ
 昨年12月、子供の結婚式の会場の見学や打ち合わせに2度出かけました。今春と6月に挙式するので、スポンサーたるワタシは、打ち合わせに駆り出されるのです

 暮にはご近所で亡くなった方がいると複数の方から連絡が来ました。自治会長は、町内で不幸があると香典を持参するのです。一昔前なら通夜に参列するところですが、家族葬が当たり前になり、そうした葬儀葬祭に行くことが減りました。ましてやコロナなので、身内だけの葬式をあげて終わりこちらも玄関先でお香典を届けたら、お線香も上げずに辞することにしています。

 年明け早々には、お祭りの評議員であるワタシにも、LINEで戎まつりや福まきの手伝い・案内が来ています。

 そして昨日は新年の「賀詞交歓会」がありました。当町内が属する「みなと地区」(平塚市の南半分)の中心となる公民館で、地元の各団体の長を招いて軽く飲食を伴う懇親会・祝賀会を催しているのです。さすがにコロナの為に、例年の半分の60名に出席者をしぼり、飲食禁止・懇談も無し、お弁当を持ち帰るという体裁を取りました。

 ここに招待している来賓は市長・教育長・(競輪)公営事業部長・市会議員、そしておらが先生「河野太郎」議員であります。タロサンは、残念ながら総裁選で苦杯をなめ、党の要職も外されました。自民党の広報本部長という閑職に追いやられており、肩書は「衆議院議員」でありました。

 こんな、新春の忙しい時期にはたかが地元の公民館の賀詞交換には来ないだろう、奥さんの代理出席課と思いきや、定刻にお顔を見せ、ひな壇に座りました。これが総理や党三役だったら絶対に出席していなかったでしょう。
来賓あいさつでは、そのほとんどが、ワクチン大臣在任時のワクチン接種の成功と、これからのオミクロン株への対策に終始していました。議員さんはどこまでも自身のアピールが体に染みついているのでしょうね。総裁選の裏話でも聞ければ面白かったのに。他の来賓の挨拶やら司会者も、タロサンの事を「大臣とか先生・議員」とまちまちで、言い澱んだ人もいました(笑)

 20分ほど経つと次の約束があるのでしょう、1,030円の崎陽軒の幕の内弁当を手に提げてそそくさと帰りました。会は、1時間足らずで終わったのですが、それからが長かった(´;ω;`)。みなと地区の自治会を束ねる「自治会連絡協議会」が60周年にあたるので、記念誌を発行し記念式典を行うというのです。冠 その打ち合わせが飯も食わずに1時間半。ついでに言えば、この公民館では10日後に公民館祭りを催すことになっています。

 これで明日1月10日は成人式、冠 ワタシにはもはや何の関係もありませんが、それでもコロナオミクロン株の感染拡大に拍車がかかる懸念があります。また、今年4月からは、満18歳を「成人」と規定するそうな。すると、成人式に高校生が参加することになるのか、19歳と20歳込みだと例年の三倍が対象になりますが? それまでにコロナ終息してますか? 成人ならお酒も飲めるのでしょう? うーむ・・・

 歳まわりがそうさせるのか、冠婚葬祭だらけではありませんか。
想像するに、日本人は冠婚葬祭が大好きなのです。集まって飲み食いするのが大好きでもあるのです。コロナで経済が止まってしまう、と文句を言うのは実は冠婚葬祭が出来なくなって飲食する機会が減っているのが困るからなのかもしれませんね。

 そういえば暮れに誕生した初の孫娘「弥(あまね)」はこの三月には初節句となります。 遠い北陸に居るので駆けつけるのも容易ではありません。オミクロン感染拡大次第では再び全土に「緊急事態宣言」が下されていても不思議はありません。ワタシは、さほど人との飲食に固執する人間では無いのですが、このいまいましい感染症だけはもう勘弁してもらいたいものであります。

 

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