植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

今回で2000話!!!

2025年01月12日 | 植物
ワタシがブログを始めたのは2019.2.4でありました。ざっと6年前になります。
その時の記事の表題が「ブログデビューでいきなりPWを失念」という小文でした。その後毎日原稿用紙3枚分を目安に延々と描き続けて来ました。
それから数年後、思う所があって(壁にぶち当たって)ブログの更新を半年間休止しました。それを除くと、ほば毎日欠かさず更新したことになりますね。
計算式365(日)×5.5(年)=2007日この計算で行くと6年のうち7日間は更新し損ねたことになりますね。日数で計算すると2019.2.4~205.1.12で2169日となります。169日がブランクとなっていますね。

いずれにせよこの日この回が2000番目の記事になることは確実なのです。バンザーイという気持ちであります、感無量です。まぁアマチュアのブロガーとしては上々としておきましょう(笑)。

最初の頃は、ガーデニングを中心に写真で撮った植物を披露するといった記事が多かったのです。なのでブログの名前は「植物園槐松亭」にしました。一時期は千種類近い植物を育てていたのです。それから通い続けていた書道教室の影響で、書道に関するテーマが増えました。ネットで書道筆から印泥に至るまでオークションの品々を購入しました。
その後、自分の落款用(書作品の記名捺印)の印を自分で彫ることから始めて印の作成=篆刻に夢中になりました。かれこれ4年ほど前でしょうか。全くの独学独習で、呉昌碩先生や徐三庚先生の印集を全て模刻しました。さらに書道グループlineで赤の他人にタダで彫りますなどとメッセージを入れて数十人の印を彫りました。

こうした変遷をブログに書き込んできたのです。ところが昨年春から体調を崩し、秋には鬱病を発症、「何もする気が起きない」病気に罹りました。以前は毎日なにかしら篆刻を彫っていたのに、昨年からこの1年で彫った印はわずかに3本です。

そんな中、ブログの内容もおのずと健康に関するものが増えました。何もやる気が起きない病気ながら、せめてこのブログだけは続けたいと思ったのです。無論、そうした状況ですからブログの中身はたかが知れていて、読むに値しないような雑駁かつ表面的な文になっているのは承知の上です。内容はともかくも、鬱病が治るまでせめてこれだけは続けたいと思ってやってきました。
そんな中での記念すべき2000話になりました。

病気に負けるわけにはいかない、3000話目指してなんとか頑張ろう!というのが今朝の心境であります。








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今年もぼかし肥料を仕込みました

2025年01月08日 | 植物
 野菜や果実を美味しく大きく育てるためにはやはり何といっても「肥料」が大事であります。これは市販の化成肥料だけに頼らず有機肥料も重要です。ワタシはガーデニングを初めて2,3年で「ぼかし肥料」というものがあることを知りました。当槐松亭植物園では、それ以来有機肥料栽培を中心にしており化成肥料・化学肥料は最低限使用にとどめています。

 その根幹となるのが「ボカシ肥料」であります。これは、元々は植物由来の素材を発酵剤を使って発酵させたものです。ネットでは高価な有機肥料として販売もされていますが、自分で材料を集めて発酵させたほうが断然安上がりです。安い材料でより高い施肥効果を出すために、ぼかし肥料を自作し、野菜畑や果樹園にはこの肥料を使っているのです。

 これを植物に与えると、土中で虫・ミミズ・微生物などによる分解を待たずに根が吸収するので効率がいいのです。また、根の肥料やけも少なく、入れる材料によってバランスがいい万能肥料となるわけですね。腐葉土やたい肥は土中で、バクテリアやミミズなどが一旦分解しないと根っこは吸収できません。ぼかし肥料は、これを発酵させることによって粉状に細かく柔らかくなって水に溶け込むので、根が吸収しやすくなるのです。

そのワタシ流ぼかし肥料の作り方です。
今年用意したのは①米ぬか ②もみ殻 ③そば粉 ④腐葉土 ⑤コーヒー滓 ⑥有機肥料 、これを材料にして発酵促進剤(ホームセンターで売っているコーランネオがお手軽)と少量の水を用意します。

水は1,2週間水道水を汲み置いたものを使います。何故なら水道水にはわずかながら殺菌剤が混入しているので、発酵菌が殺菌される心配があるからです。井戸水や雨水ならそのまま使えます。

作り方は大きく分けて嫌気性と好気性の二通りです。
ワタシは以前は、楽をしようと考えて混ぜないで済む密閉した嫌気性で作ってましたが、出来上がるまで日にちがかかるし、出来上がった後も再発酵したり、腐敗したりするので好気性に変えました。

 容器として使うのは、ある程度の量を確保する為に、大きめのプラ舟を使っています。表面積が広いので撹拌する作業が楽なのです。好気性は、同じ材料を大きな容器に入れ、毎日撹拌して酸素を供給し発酵を促すので、だいたい2週間でできます。

 また、水は極力控えめに投入して、毎日2回ほど混ぜて酸素を混ぜ込みます。だいたい掌で握って開いたとき崩れる程度が目安になります。仕込んで2日、3日して材料が熱を出しているかを確認、変化がない場合だけ水を足してください。水のやりすぎの場合だけ乾燥した材料を追加します。ワタシの場合は、タダでコーヒーの搾りかすを分けてもらっていますので材料費が安く、また適度の水分を含んでいるので、水はほとんど入れません。

 毎日2回以上は混ぜる。しかも均等に丁寧にかき回すことが大事です。量が多いとスコップで「えいや」とばかり混ぜるのは、なかなかの重労働になりますしムラができやすいです。そんなに大量でなければ手でかき回すのが一番ですね。順調に発酵すると、数日で手を突っ込めないほど、60~70℃の発酵熱が出ます(その時はスコップでかき回します)。同時に発酵に伴う水分(蒸気)が出ます。均等に酸素を供給し水分のムラを無くし温度も平準化させる、とても大事な作業です。
かき混ぜたら必ず蓋をして水分の蒸発を防ぎます。

 均等に混ぜるのを怠ると水が部分的に滞留し、ハエが卵を産み付け蛆が湧きます。また、腐敗して臭くなります。こうなると捨てるしかありません。

これで、2,3週間して発熱が収まったら天日干しして出来るだけ乾燥させて出来上がりです。材料費は腐葉土と有機肥料、そば粉などは有料ですが、米ぬか・もみ殻とコーヒー滓はタダ!手間賃を除くと実に安価で高性能の肥料が出来るのですよ。どうです?挑戦してみませんか?



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ようやくガーデニングを始められる

2025年01月07日 | 植物
 昨日は風邪の対応で、昼過ぎまで寝入ってしまいました。ウチを一歩も出ることなくほとんど布団の中で過ごしたのです。食後に糖尿病対策でステッパー(踏み踏みと呼んでます)を踏んで、かろうじて3千歩ほど歩きましたが、ノルマの一日1万歩は70日で連続記録が切れてしまいました。ダンベルを置いている仕事場はウチから徒歩で6,7分、ここにもいかずじまいになりましたので、ダンベル運動(一日左右それぞれ100回)も触れないままに終わりました。

まぁ、あくまで自分が1人で定めた一日の目標ですから、風邪などの病気を悪くしてまでそうしたノルマ達成を優先することはありません。また1から始めれば済むことです。今朝は6時起きで約5千歩歩いてきました。さすがにジョギングは自重いたしました。

さて本ブログの中心であるガーデニング、今年はどうするか楽しみであります。とりあえず近くのホームセンターから30%割引のシクラメンを二鉢買ってきました。
これを今日はプランターに移し替えようと思います。2025年最初の仕事はシクラメンの植え替えとなりそうです。

現在咲いている花はさすがに少なく、40本あるバラの花もほとんどが萎れてしまいました。このブログや花の投稿サイト「GreenSnap」に掲載できる花が極端に少ない時期なのですから仕方ありませんね。
今は屋上に有る温室の中で、かろうじて成長しているパイナップル、ハイビスカスの花くらいしかありません。




あとふた月、厳冬期を乗り越えれば、春が訪れ数百の植物たちが元気に芽を出し葉っぱを広げてくれる、それまでの辛抱であります。有機肥料を今のうちに株元に敷く、化成肥料を撒くなどして栄養を蓄えて貰わないと。

すると昨日夕方から夜中までの雨です。ワタシの記憶だと少なくとも二月はまとまった降雨がありませんでした。仕方ないので鉢植えは週に1~2回は水やりをし、地植えのバラなどにも折を見ては散水してきたのです。それがこれだけ雨量が多い雨が降るというのは、まさに慈雨としか言えませんね。一番喜んでいるのは植物たちではなくこのワタシかもしれません。
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greensnapは植物好きにはたまらない

2025年01月04日 | 植物
 ワタシがガーデニングに、「はまった」のはかれこれ7~8年前であります。会社を円満定年退職して何をやる?と考えた時、たまたま親の土地で20坪ばかりの中途半端な土地があったからです。
それと前後して、親が残した不動産をコンビニが賃貸借を希望して2階建ての建物を建造した時、開発許可の条件になっていた緑地の一部を「果樹園」にしようと考えたのです。

 そうして柑橘類の苗を10本ばかりとバラ苗を十数本植えました。そこからがガーデニング生活の始まりでした。暇さえあればホームセンターに足を運び様々な種類の植物を植え始めました。植える植物がどんどん増えるそのうちに、その植物の名前がわからなくなるという事が増えました。

そこでネットで植物たちの名前調べなどをするうちに出会ったのが「Green snap(以下GSと呼びます)」であります。主としてスマホのアプリにセットし、いつでも見れる・調べられるという優れモノであります。勿論PC版もありますから、家で詳細に検索や観賞もできます。第一義的にはそれぞれの参加者が自分で撮影した花や草木の写真をメッセージ付きで投稿する、というもので勿論無料です。
恐らく運営費や人件費などは、随所に出てくる「広告宣伝」が主たる収入源なのでしょう。これだけ大勢の人が投稿し、それに「いいね」を付ける訪問者がいるのですから十分ペイする事業で、開発者さんの慧眼は大したものです。

それにしても、このGSの楽しいところは自分の撮った写真がたちどころにweb上に流れ、これを見た方々が「いいね」を付ける事が出来、いろいろとコメントまで載せる事が出来ます。自分の投稿写真が多くの人の目に留まり場合によっては感想まで貰えるのだから、こんな素晴らしいシステムはありませんね。

これらは昨日今日撮影してきた写真がこれです。
これがエスプリドゥパリ

こちらがヘンリーフォンダ

こちらは八重咲水仙です。


こんな植物たちの写真は、即座にGSにも転載しています。(GSの写真は自分で育てたものに限定、一日2枚までと決めています)

これにFacebookもやっていて、なるべくダブらないようにしながら毎日2枚の花の写真を投稿しています。
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畑は植え付けが出遅れたかな(´;ω;`)ウゥゥ

2024年12月29日 | 植物
ワタシの管理する緑地は、コンビニの裏手で、約50坪です。
ここにバラを40本と果樹類20本程度を植え付けし、残った10坪ばかりの土地を野菜用の畑にしています。ガーデニングを生活の中心にしてきたここ数年ですが、今年の体調不良を主因として、外仕事をする時間がぐっと減ったのです。

せいぜい草むしりと剪定・水やり。たまに化成肥料を撒く程度ではっきり言えば杜撰なガーデニングでありました。その象徴が野菜作りで、ついつい億劫になって雑草の生えるままほったらかしの期間が長かったのです。
そして、10月になってようやく何かを植えようという気になって、近くのホームセンターで買い込んだのが①玉ねぎ ②にんにく ③大根 ④キャベツ・ブロッコリーなどの苗。

これらを一斉に植えましたが、もう日が短くなり始め日照エリアも限られるようになりました。それで畑の部分の1/3は草が生えるまま何も植えておりません。

さて、植え時期を誤った(遅くなった)野菜の紹介をいたしましょう。
まずはニンニクとサヤエンドウ。雑草があちこちに残っています。今日草取りしましょうね。

こちらが大根。葉っぱばかりで、まだ直径2,3㎝の大根になっていました。


これはブロッコリー、ネットの覆いをしなかったせいで野鳥が葉っぱをついばみだいぶ傷んでしまいました。

そしてこちらがキャベツ、うーむまだ葉っぱを巻くまでに成長していません。これで1月真冬を乗り越えて食べられるまでに太るか心配ですね。

そんな状況で、どう見ても植え付けが遅れたのでしょう。まぁ様子を見るしかありません。すこしでも収穫までに至れば良しといたしましょう。
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