植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

花の香りに癒されて下さい

2022年09月30日 | 植物
今朝雨戸を開けたワイフが「いい匂い、咲き始めたのね」と話しかけてきました。普段立ち入らない家の裏手から「キンモクセイ」の花が香ってきたのです。

ワタシの住む家は相模川の河口近い川沿いでありまして、風向きや天気によってどぶ臭いような生臭いような臭いもするのです。そんなこともあって、マイガーデンは、季節の香り花の芳香で天然のアロマを愉しむように仕立てております。草むしりする時、鍬で耕す合間、そしてちょっと隣のセブンイレブンのコーヒーを飲みながら、バラや草木を眺めていると、労ってくれるがごとくえもいわれない優しい花の香りが漂ってくるのであります。これを至福と言わずしてなんといいましょうか。

そして秋、夏の暑さからようやく解き放たれて、様々な香りの花が咲いております。紹介するのは今朝採りたてたての花であります。
まずは金木犀。日本の三大香木の一つです。あと二つは沈丁花に梔子ですね。強い香りで遠く離れても香ってきます。
こちらは四季咲きのぎんもくせいで、香りは微香です。
ハワイなど南洋の島似つかわしい「プルメリア」これはカリフォルニアサンセット という品種で甘いトロピカルなにおい、首にかけるレイに使われる花で有名ですね。

こちらはそろそろ花期も終盤の「ジンジャーリリー」清潔感のある花姿と爽やかな香りに癒されます。


次は非耐寒性の「サンユウカ」温室の中で冬越しさせる優しい香りの花です。インド原産、沖縄に自生する植物で、枯らさないで5年経ちました。

朝日に映える「合歓の木」であります。年に数回桃に似た香りを放ちます。この花が一斉に咲く姿はとても美しくまさに「桃源郷」はこんなところだろうかと思わせます。

次に「デュランタ・タカラヅカ 」洋菓子屋さんのような甘い香りの花で、沢山の蝶が集まってきます。樹勢が強く切り戻すのがコツでもあります。

最後はなんといってもバラ。今年の猛暑でだいぶ弱っているのですが四季咲きのバラたちはこれから秋バラとして美しい花を咲かせてくれるでしょう。その代表は初代殿堂入り「ピース」であります。そのクリーム色の花も堂々として美しく、香りは馥郁としております。

昨夜メダカプールの水換えをし、ホースで水をためていたのを忘れていて一晩中出しっぱなしでありました。嗚呼、大失敗!数万円を水に流してしまいました(´;ω;`)。
いずれ家内の知ることになり、詰問されることでしょう。仕方ない、やってしまったものは。せめてその時、花の香りが漂ってくれればいいのですが。
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緑石は玉石混淆とも言えない

2022年09月29日 | 篆刻
懲りずに、珍しい種類の石、美しい印材を求めて「ヤフオク」を物色しております。先に、「斉白石印章」のようなもの、を見つけ大変面白くもあり勉強になる日々を送ったのです。

しばらく大人しくするつもりでしたが、お宝めいたものに遭遇すると「ムズムズ」して放って居られなくなるのです。それでも原則として1万円の壁を越えないように努めているので、大きく小遣いを減らすことも回避できる代わりに、本物のお宝を入手するのは至難の業でもあります。

篆刻に夢中になり、石を彫ってその印材を集めるうちにどうやら、同じヨウロウ石(石印材の原石)でもピンキリで、大変美しい貴重な石があることを知りました。それからというもの、ただ彫っていればいいという印材から、手にとって愉しむという高尚な趣味(笑)にも傾いていったのです。

印材の種類に関して言えば、どうしても手に入れたいものは、超高級の貴重な石「田黄石」と幻の石「艾葉緑」であります。中国三寶と言われる印材の最高峰が「田黄・鶏血石・芙蓉石」です。田黄は人工石・偽物や田黄と紛らわしい石・新田黄と言われる類似品は腐るほど出回っておりますが、金と同じ価格で取引された、といわれる本物の田黄にはとうてい1万円では入手できるはずも無いのです。

鶏血石・芙蓉石はかなり品質に差があり、見分けがつきにくい紛らわしいものもあるのです。狭義の真正の鶏血石は別にして、新鶏血といわれる手に入りやすい石が出回っているおかげで、手元に40本ほど集まりました。どれも、せいぜい数千円程度の凡庸な石で、自慢するようなものではありません。芙蓉石も似たようなもの、数万円以上するような銘石には縁が無いのです。(但し、それらしき石は数十あり、もしかすると値打ちものが紛れこんでいるかもしれませんが)

田黄石は、大変小さなもの数個があって、ひょっとすると本物かと思いますがこれも自信が無いのです。ヤフオクで、本物と確信を持てる石で、派手な紐や薄意・側款などが無いもの、2級品でいいから地味目の田黄が出品されたらば、なんとか数万円を投じても是非入手しようと虎視眈々と狙っております。そのうち、人生何度も無い大勝負!という局面になるかもしれませんが、その時は本ブログで大々的に扱おうと思います💦。


さてそこで、今日のお題「艾葉緑」です。本ブログで何回か紹介していますが、すでに遠い昔にその珍石の鉱脈は彫り尽くされ、新たに出土することが無いと言われる、希少石の筆頭格なのです。なにせ、数十年前に発行されている「墨スペシャル・石印材(山内秀夫著)」など数種の書物にもすでに「専門家さえ真正のものを観たことが無いので鑑定出来ない」という位のものです。しかし、異口同音に田黄石以上に珍重され、印材の中では第一級と称されるのであります。

その特徴は、①月尾渓辺で産出された ②深緑透明にして温潤、気品がある ③艾葉緑の偽物はほとんど出回らない(類似している石が少ない)等となります。出回ることが無い幻の石なので「広東緑」と一緒に分類されてしまうこともあるのです。広東緑石も、中国では、翡翠など緑の石が珍重されることもあり、決してお安くない高級石ではありますが、よく調べればその違いは歴然なのです。

緑色の本物の印材は、種類も限られています。まだ印材集めの初期には、10個ほどの緑石をヤフオクで落札し、知り合いの篆刻家さんに全部「人造石」と一笑に付されたのでした。さほど高い勉強料ではありませんでしたが。

艾葉緑以外には、広東緑石、雅安緑あたり、それ以外は青田石の青みがかった青田凍石、月尾緑・老嶺凍などがあるといわれますが、これはほとんど産出されることは無いと思われ、ネットでもヒットしません。普通に印刃が使える印材で緑色は、ほとんどが広東緑・雅安緑と考えていいのです。この2種類に共通するものは、ガラス質が混じっているためガリガリとした彫り心地、そして透明度が低い事が挙げられます。

下の写真のほとんどが広東緑、下段左の4つは雅安緑です。これらの石でも、買えば大体5千円前後はするのです。流通品ながら緑石はお値打ちなのであります。ただし品薄でほとんどネットでも品切れになっています。

次の写真は、透明度があり美しく、広東緑凍石でも上級品だと思われます。

更に次は「艾葉緑」として出品されていた紐付きで、一応「秋堂」さんという一流の紐作家名が入っています。これはたしか15千円くらいでしたか。検索しても滅多にヒットしない為、偽物かとは思いつつ、ダメもとで落札してしまいました。

そうして、ワタシがこれこそ艾葉緑に近い逸品だと思っているのがこの二つであります。


木の台座付きなのがなんとなく本物ぽいでしょう? 当然にして自然石か否か、そして広東緑などとの硬さの比較は致しました。いずれも天然の石で、透明度も高く、専用の艶出し布で磨くと大変味わいのある艶が出て来るのです。目立たない所に刃を当てましたが、適度な柔らかさと円滑な刃ざわりは広東緑とは全く異なるものでありました。

石集めはやめられません(笑)
自分ではほぼ艾葉緑のようなものである、と思い込んでおります。密かに愛玩するに、本物と思えば楽しさは倍増であります。
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虫や歳が怖くて園芸が出来るか

2022年09月28日 | 植物
秋と言えば実り、果実が色づく秋であります。目下ブドウの甲斐路が、食べ頃になり毎日赤くなってきたのを摘んではご近所に差し上げています。過去最高の房の数で、これを全部食したならワタシは(多分)血糖値が爆上がりでしょう。

基本的に農薬を使わないので、虫がつく、黒糖病や晩腐病になることがさけられません。でも、いいのです、その分安全安心、このまま口に放り込めます。

これに加えてイチジクバナーネの秋果が付き始めています。秋はやや小ぶりな分甘みが増すように思います。


リンゴは残念ながら甘くなったものから順番に虫がついてだらけになっています。コガネムシ・カメムシ・蟻などなど、甘く美味しいリンゴの皮を破って貪った跡をワタシが頂くことになっています。

秋は害虫のシーズンでもあります。昨日は、つるバラの葉っぱが丸坊主になっていて、よく見るとイラガがあちこちに居りました。毎日マイガーデン内を歩くその頭上に危険な毒虫がいたのです。イラガは木の種類を選ばず、今年だけで、柿・スモモ・バラ・シモツケ・シナモン・リンゴなどの葉っぱに付いたのを確認しています。鮮やかなグリーンでグロテスクな毒虫で、触れなくてもビリビリとした痛みを感じます。もろに触ると大変なことになります。

ブロッコリーの葉っぱにはほぼ毎日「ヨトウムシ」が産卵しております。そこの部分だけをちぎってメダカたちのエサにします。「生餌」なのでメダカの食いつきが違うし、成長・健康にもよかろうと思います。

今年もダメだったのが①皇帝なつめ ②アイスクリームバナナ ③ぶどうシャインマスカット ④いちじく「ヌアールドゥカロン」 ⑤柑橘数種 ⑥さるなしというところで、①②③⑥は、そろそろ伐採を考えなくてはなりません。実のならぬ果樹は何の楽しみもありません。サルナシもシャインマスカットもコガネムシに食い荒らされています。イチジクバナーネも同じ品種が2本あるので一本は切るのが良かろうと思います。ただでさえ狭い土地に、所狭しと果樹を植え、お互いに日照不足となりつつあります。
この秋は思い切ってバッサリ処分し、実が生るものだけを残すことにいたします。

思えば、ガーデニングを始めたのが10年近くになります。最初はワイフの助手でバラの手入れの手ほどきを受けました。コンビニの裏手の緑地を開墾して、菜園にしたり草木を植えるようになって、その面白さを知り、出社前の30分も惜しんで、草取りなどをいたしました。

そして、更に藪になりかけていた狭い駐車場を掘り起こしました。篩でガラや砂利などを篩って10トンほどの土をスコップひとつで掘り起こしたのです。そこに片端から果樹を植え始めたのが5年ほど前になります。果樹に限らず樹木は年々生長し上に横にと広がるのです。ですから、わずか20坪足らずの土地に、果樹など5,6本も植えればそれだけでいっぱいになることは目に見えていました。

しかし、ワタシは大きくなり過ぎて手に負えなくなるであろう20年以上先の事は考えまい、と思ったのです。いずれ体が動かず庭木や果樹の世話が出来なくなる時が来る、そしたらその時に今度も片端から伐る、場合によっては業者さんを呼んで一気に更地にしてしまえばいい。それまでは、好きな果樹を育て、出来損ないながら無農薬の手作りの果物を食べる、という楽しみを甘受しようと決め、結果そこだけで20本ほどの果樹が植わっております(笑)。

虫も怖くない、かかってきなさい。歳も気にしません。
もはやワタシの行く手を遮るものが無い、暴走(園芸)老人になりつつあります。
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戸別収集はけっこーだけど

2022年09月27日 | 雑感
このところ、Amazonや楽天から、印材の磨き用のグッズなどを取り寄せております。一つはセーム皮(鹿のなめし皮)、もう一つは金属などの艶出し練剤「ピカール」と専用磨き布など関連の商品です。手元にあるちょっと自慢の印材、高級な石材を磨き、コレクションとして整理していこうという遠大な計画の一環であります(笑)。

更に、家庭用ゴミ出しカゴも注文いたしました。今まで当地では家庭ごみは、ゴミ集積場が各班ごとに設置してあって、平塚市が収集に来ていました。ところが10月からゴミの戸別収集に変わるというのです。ワタシは自治会長として、この1年半カラス対策、ゴミの散乱対策として、町内の「出される量が多い所・カラス被害が多いところ」に優先的にごみステーション(鉄のメッシュかご)を設置してきました。

戸別収集への移行は、実施のわずか2か月前に自治会長に通知があって、それまで実施を検討していることさえ知らされませんでした。ゴミ減量委員会の会長がワタシの家の対面に居住しているにも関わらず、ですよ。原則として集積所は廃止し、アパートなどの集合住宅及び大規模分譲で専用の共有ゴミ置き場の設置があるところ以外は、各戸ごとにごみを出せ、というのであります。

すでにカラス対策で購入したステーションは計9個、一個18千円前後なので、このままでは約16万円を空費したと言われても仕方ないのです。賃貸マンションなどで有償で買い取って貰えればいいのですが。なんとか活用する途を探さねばと思います。

それにしても、各戸収集は、全体としては自己責任が明確になり、真面目に出す家庭にとっては便利で結構なことなのですが、やっとカラスの被害を無くすことが出来たのに、一からやり直しとなります。当地はいささかマナーが悪い人も多く、ゴミも他所から車でやってきては捨てていく人さえ居るのです。アパートの住人は、今までも出す日や時間などを無視してそこらにごみ袋を放置していくのも悩みの種でした。一応住民説明会を開いて出来るだけ混乱なく移行しようと努力はしました。

更に、私費を投じて我が家のご近所共用で設置した「ごみステーション」です。これは、毎週のごとくカラスに荒らされ散乱したごみをかたずけて愚痴る家内に見かねて購入したのですが、それ以来4年以上ピタリと被害が無くなり、ご近所さんに感謝されていたのです。

これを役所は「集積所」としては廃止しろ、戸別収集しか認めないという張り紙をしていったのです。すると、10戸近くの住宅でそれぞれが専用のゴミバケツやネット入りの袋などを用意し、収集後に片付けるという手間が生じます。収集車は、10回近く停車発車を繰り返し、収集員は、一つ一つ蓋を取って車に運びふたを閉めるという余計な作業が加わるのです。カラスだけでなく、以前は狸やアライグマなどがゴミを荒らすという現象は町内で頻発していたので、それが再発する懸念もあります。

そこで、役所に掛け合って、各戸に配布されたチラシにあった「集合住宅や建売分譲で専用の共同ゴミ置き場」のみ一括収集可という特例に該当することを認めてもらいました。見に来た職員に対し、ご近所さんも集まって「とてもうまくいっていて地区の好事例のモデルにしたいくらいだ」などと援護してくれました。対象となるウチを含むご近所の集積所は、奥が行き止まりの私道の入口であることを説明したのです。(理屈では、個人が持ち分を共有する私道なので、市役所とは言え、みだりに通行・使用するのはNGということになります)

おかげで、今まで通り手間がかからず、小動物の被害の心配も無くなって一安心であります。今まで通りなら、マイガーデンから大量に出る剪定くずや草むしりした雑草の山も安心して出せるので一件落着でありました。

今度の木曜日が最終の収集、そのあとすぐ「9個あるごみステーション」を撤去し、何処かに格納しなければなりません。それも自治会長の仕事なのであります。

おっと、家庭用ゴミ出しカゴを発注していました。使わずに済むことになったのに、今日明日にも届くでしょう。代金11,800円は、どうしてくれる(笑)
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村田兆治 をしょっぴくのはいささかやりすぎでないか

2022年09月26日 | 時事
村田兆治 さんが、東京羽田空港で「暴行罪」で逮捕されました。暴行罪は、殴ったり蹴ったりしなくても大声で恫喝したり、胸ぐらをつかんだりすることも該当し、「意図的」にやったことが必須であります。暴行を加えた者が人を傷害するに至らなかったときは、2年以下の懲役若しくは30万円以下の罰金、となるようです。

村田さんは、携帯が入った紙袋を持ったまま保安検査場のゲートをくぐろうととして、幾度も「ピーっと鳴って」やり直しされたことに腹を立て、女性の係官を押しのけて進もうとした、と報道されています。行く手を遮られれば当然どこかに触れたでしょう。突っ切ろうとしたら明確な航空法に関わる犯罪になりますが制止されたのです(未遂ですね)。暴れたと言われていますが、恐らく最初から暴れたのではなく、幾度も同じことをされてカッとしているところに警官が多数で押し寄せて、もみ合いになったと解すのが自然であります。180㎝を越える大男で、鍛え上げた肉体を持っている男なので威圧感はあったでしょう。しかし、顔を見れば村田さんとわかるでしょう。警察官だってもう少し穏便に済ませることが出来たはずでしょう。こんなのは微罪取るに足らぬ程度のことでしょう。

それが、これで既に二日間留置されており、たぶん正式に送検されるでしょう。

しかし、変だなぁと思うのです。村田さんが勝手に怒ったのではなく、怒らせるような対応をした係官たちにもその責任があるのではないか、ということです。折しも コロナと安倍さんの国葬で、厳戒態勢となり検査場での対応もより厳格になっています。ちゃんと理由を丁寧に説明したうえで、金属探知機に引っかからないよう誘導すればなにも問題は起きなかったと思いますが。

突き飛ばしたならいざ知らず手で押して、前に進もうとしたぐらいで「暴行罪?」と思いませんか。こんなことは世の中、日常的です。混んだ電車を降りようとして前に立ちはだかる人の背中を押したことは何度もあります。道の真ん中に立って通行の邪魔をしている若者がいたら黙って肩に触れて通してもらいます。強いか弱いかは主観の問題です。村田選手の時代はマサカリ刀法で40代まで不屈の投手として一世を風靡した「野武士」然とした選手で、ファンも多かったのです。

真っ先にワタシが感じたのは72歳の老人、この世代になると「怒りっぽくなる」であります。医学的には加齢による「脱抑制 」というそうです。あるいは易怒性とも呼びます。 ワタシの近所にもこんな高齢者が多くいて、大声で人を罵倒したり攻撃しようとするおばあちゃん、自治会の細かい手順が気にくわないと会長宅に電話するお爺ちゃん、家族が迷惑しているという話も多く耳に入って来るのです。

その大きな原因が「認知症」であることが広く知られています。特にピック病 という認知症は記憶障害よりも怒りっぽい症状が先に出てくるようです。何かをきっかけに怒り出したら制御が効かない病気であります。それがそうなら「意図的に暴行を加えた」とするのは余りにも恣意的な運用であります。

もう一つは糖尿病であります。特に低血糖状態になるとイライラが募り、抑制できなくなって、暴言や暴れるといった異常行動をとる ことがよくあります。かく言うワタシも、基本的に2型糖尿病の診断を10年前にうけ、生活習慣の改善でコントロールしながらも、時として体が震えるような感情に陥ることが幾度かあります。さすがに、身内に向かって大声で怒声を浴びせるまでには至っておりませんが。

歳とって、妙に怒りっぽくなった、抑制が効かなくなったという現象が増えてきたら、まず本人も身内の方も、病気を疑うのが良かろうと思います。

村田さんは、ちゃんと弁護士を雇い、更に総合病院で診察・検査を受けるが好かろうと思います。

そういえばNTTでAIを活用した通話による認知検査が出来る無料診断が発表されました。忘れないうちに一度チェックしてもらおうと思います。
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