まもなく北京オリンピックが開催になるようです。よその国の事なので好きにすればいい、バッハさんの胸像を建てようが、春節の移動を禁止しようがしったことではありません。そうか、あの東京オリンピックの時、諸外国の人たちはきっとそんな思いで傍観していたのでしょうね。
すでに何人かの関係者と外国からの選手の陽性者がでています。北京では「バブル方式」でオリンピック関係者と一般人とを隔絶する方針です。ただ、ひときわ感染力が強いオミクロン株で、春節の時期に数億人が密集する大都市圏ではたして、その感染が抑えられるものだろうか、と疑ってしまいます。きわめて無責任な独りよがりで言えば、「もとはといえばコロナを世に出して世界をパニックに陥れ無数の人命を奪ったのはあなたの国の責任です。みんな感染して二度と偉そうな口を利かないようになればいい」と思うのです。どんな国も、オミクロン株の侵入は阻止できず爆発的な感染を指をくわえてみているだけです。
日本でも、しょっぱなに「海外からの渡航禁止」を打ち出したまでは良かったのに、米軍基地からだだもれになりました。せめて米軍基地から一歩も出さないようにすべきでした。そして今更「日米地位協定 」が悪いと、数十年も棚ざらしの制度の見直しという頓珍漢なことを言い出しました。
すべて、予見性想像力が欠如しているのです。そしてどれもが遅いのです。ワクチンもPCR検査キット、治療薬、どれもがいまだに日本の企業では製造できません。すべての医療資源が枯渇してきてはじめて大変だぁ、と騒ぎ出しました。昨年後半第5波が沈静化し始めた時「これでコロナは終わり」と言った識者は誰もいなかったはずです。もっと感染力が強い変異株、もっと強毒の変異があるかもしれない、とワタシのような素人さえ容易に想像がつきました。第6波が来る前に、そうした事態への備えをしていなかったのが今の有様になりました。
橋下弁護士や木村もりよといったキーキーしゃべる無責任な解説では「風邪のようなもので、感染者を抑える必要が無い。ワクチンも治療薬もあるし、欧米に比較したら波など無いに等しい」「重症になった場合だけちゃんと病院が医療体制をとって対応すればいい」と主張していたのです。
評論家や解説者。識者などいわゆるインフルエンサーと言われるような人々が、多くの視聴者が居るメディアの前で、「オミクロン株は大したことが無い」と言い放った罪は大きいのです。ワクチンも治療薬もある、というのは正確に言えば、「すぐに免疫抗体の効き目が落ちるワクチン、変異株には効くかどうかわからないワクチンはあるが、絶対量が無いので少なくとも日本では期待できない。治療薬も限定的でききめは3割くらいです」とすべきでした。
今や感染して重症化しても「入院・治療」はしてくれないと考えて良さそうです。
つまり有効なワクチンと治療薬はワタシ達には届きませんよ、というべきで、実際今の医療現場では「たけやり」でB-29と戦っているようなものです。また、集団免疫は、変異を繰り返すコロナにはナンセンスで、数回感染している人が数多くいることからも「一度抗体を持っても、また次の変異種には無力になる可能性が強い」ということが正しいのです。
政府筋やマスコミでもPCR検査不要、医師の診断も不要と言い始めました。発熱や咳が出たら「はい、コロナです」家で寝てなさいというなら、インフルエンザや脳疾患などもっと別で重篤な病による発熱や体調不良でも風邪薬を飲んで寝ていれば治るのでしょうか。
狐に憑依されたようなあのおばさんをテレビに出したやつは誰でしょうか、こんな際物をどうしても使いたかったら「東京MXの5時に夢中」に出せばいいと思いますね。
そういえば、昨年暮れにあれだけ騒いだ「10万円」の支給はどうなったのでしょうか?やれ現金だ、マイナンバーカードがどうだとか言ってましたが、配られたの? アベノマスクが大量に保管されてるというのは処分したの? go-toで不正受給したHISなどのホテルに配った金は戻ってきたの?
混合カクテルや国産ワクチン開発はあきらめたの?すぐにも治験、認可すると言っていたのに。
どれもこれも政府は言うだけ、検討するは実施しないと同義語、対応策は活字にして法律に盛り込んだら仕事終了!で予算も実行もともなわない。乞食の朝がゆ「ゆ(湯)ーだけ」
みなさーーン。コロナは罹り損、40度の熱が出て生死を彷徨うことになっても、PCR検査すらしてくれません。医者も診察不要(笑)。誰も助けちゃくれません。誰の言うことも信じないで、死ぬ思いをしたくなかったら自分で考えて行動するしかありませんね。
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