昨日、4泊5日の里帰り&実兄の手術立会いが終わって自宅へ帰る日になりました。手術が終わったのが、一昨日の真夜中でヘトヘトになりました。
ただし、うまくすれば昨日の面会時間で兄に会えると思っていたので、帰京する飛行機便の時間も夕方に予約してあったのです。
残念ながら、手術患者との面会時間が午後1時から、飛行機の便が16時45分です。もし病院で30分費やしたとすると、それから車で大分駅まで30分、空港までの直行バスで約一時間かかります。その直行バスが14時45分が大分発になります。これでは、どこかで時間のロスやアクシデントがあれば飛行機に乗り損ねますので、昨日面会するのを諦め、大分空港に昼過ぎに向かったのです。
さて空港に着いて4時間ほど空時間が出来ました。そこで昼ごはん食べて、ふと気づいたのが荷物カバンが無い❗️。財布や貴重品を入れた肩掛けカバンは、旅行に行かない時も肌身離さず持ち歩いています。
着替えなどを入れたスポーツバッグが見当たらないのです。空港の女性の職員に話して一緒に探しました。探すとしたら待合室の椅子。幸いアッサリ見つけました。職員に、自分が認知症で物忘れがひどいことを説明したら、彼女はバッジを私の胸につけました。これです↓

すると途端に空港職員達の態度が変わりました。
搭乗も特別扱いで1番先に機内に案内されました。機内ではほとんど寝てたので何も声はかかりませんでした。
羽田に到着すると連絡通路で背広の職員が駆け寄ってきて、「引き継いでおります。これから案内します」と言うのです。バッジの効果は絶大ですね。そしてさらに別の女性職員が預けた荷物が出てくるのを一緒に待ってくれて、それから京浜急行の乗り場まで案内してくれました。
途中から自分がVIP扱いされているようで、なんと無く気分は良かったですね。でもこんなことはまだ自分には早いのだと、自戒しています。あと10年も経って老人扱いされる頃まではなるべく人の手を煩わす事がないように、ちゃんとせねば。