植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

ヤフオク無しで音楽は聴けないね

2020年11月09日 | 雑感
 懐古趣味という訳ではありません。新しい音楽は全くと言って興味が湧きません。音楽番組も減りましたし、若い人とカラオケに行くわけも無し。今どんな歌手がいてどんな曲が流行っているかも知りません。ここ10年で覚えた(知った)歌は、「花は咲く」「恋するフォーチュンクッキー」「ジュピター」「パプリカ」くらいのものです。

 若い頃は、誰でもそうですが好きな歌い手さんもいましたし、自分の青春や恋愛などと重ね合わせた曲を口ずさむことはこの歳になってもありますな。まだあの頃は歌謡曲・演歌からフォーク・ニューミュージック・ロックと幅広くいろいろな世代の方にとって歌が身近であったのでしょうね。現在は、歌謡曲というジャンルが無くなり、演歌が廃れました。聞く人も高齢化歌手も高齢化、BSで一年中、かつての大御所だった演歌歌手が虫干しのように出てきては古い歌を歌っています。

 残念ながらワタシの家系は音楽の素養や才能には縁が遠い様です。小学校の理科の教員だった父は、副教科が音楽でしたが、その歌は子供のワタシすら幻滅するような音痴に聞こえました。母も歌っている所を聞いた記憶がありません。家には壊れたバイオリンと兄が残したギターがありましたが。
 昔、年配の男性が宴席で詠ったのが謡曲、父は、定番「高砂」だけしか知らなかったようで、親戚が集まると披露していました。お世辞にもうまく聞こえなかったなー。ワタシも音楽は苦手、せがれ達もネギ節(節が無い)に近いので、もうこれは家系です、遺伝です。

 とは言え、こちらに才能が無くても聞く分には音楽はいいものであります。楽器が出来なくても楽譜が読めなくても楽しめるものです。ワタシは専ら、車のオーディオ内蔵HDDに適当に沢山のCDを記憶させランダムに聞くことにしております。仕事場(習字とPC作業)でも、音楽欠かせません。ほとんどが「徳永英明」のVocalistですが、最近はこれに平原綾香さんや高橋真梨子さんも加えております。

 それで、例によって「ヤフオク」依存症であります。書道用具・家電・植物(ハオルチアなど観葉・多肉)メダカの卵ときて、只今は音楽CDがマイブームとなりました。
 音楽はレコードからカセットテープ、CD(ワタシはココ)、MDときて最近では、ネットでダウンロードしてスマホやらスマートメモリーなどに保存するのが一般的だそうです。専門家によるとレコードに刻まれた音源をちゃんとしたオーディオシステムで聞くのが一番いいそうでありますが。ごく一部の愛好家以外はニーズが無くなりレコードも大部分が廃棄されているのでしょうね。

 ヤフオクでも、レンタル落ちのCDなどがまとめて出品されているようで、100枚くらいが一括で、二束三文、5千円も出せば落札できます。昔のレコードで言えばLP(若い人は知らんか)、アルバムCDは概ね新品が3千円であります。ワタシは滅多にCDを買うことはありませんが、CD一枚あたり50円であれば、なんぼでもいけますわね。2回に分けて入手したのが250枚ほどあります。40枚ほどはよく知る歌手(10年以上前に人気だった人が多いです)のCDを選び出し、カーオーディオに投入します。

 具体的には、H・ヒューストンとか、M/キャリー、日本人だとJpop中心で、ザード・倖田來未・宇多田ヒカル・五輪真弓・Every Little Thing・ドリカム・プリンセスプリンセスなど女性が多く、東方神起やイグザイルなどはスルーです。ただ、1枚だけ舟木一夫のCDが紛れ込んでいたのは少々不思議でありましたな。

 残りは処分せずに、知り合いや子供達が来た時に、好きなやつを持たせます。いずれ廃棄される運命のCD達であります。わずかでもワタシらのようなものが再利用すれば、ミュージシャンたちも喜ぶでしょう(1円も足しにはなりませんが)。

 残念ながら新たなジャンルや歌手には食指が動きません。若い頃レコードで聞いた歌・歌手だけで満足なんです。また、レコード屋さんで1枚3千円のCDをポンポン買う訳にも行きません。
 そんな訳で、今度は、高橋真梨子・ユーミン・中島みゆきと、好きな歌手限定の中古CD(当然 まとめて)を立て続けに落札しました。全部で40枚、こちらはさすがにジャンクCDと違って、結構な価格となり、合計3万円でした。アルバムCDの当初発売価格は、計12万円ほどですから1/4の値段で買えたということになりますな。

 これで、若い頃に聞いた好きな歌手の歌を車の中でも仕事場でも、存分に聴くことが出来ます。荒井由実や中島みゆきさんの歌が流れる部屋で「書道」をいたします。高橋真梨子さんのカラオケバージョンまであります。屋上にも、ヤフオクで入手したミニコンポがあり、メダカや熱帯性の植物にも聴かせます。
 ヤフオク「ネ申」(かみ)ですね。

 しかし、もう十分、とりあえずワタシの音楽CDブームはこれにて終了であります。  

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