インテグリティ

昨今、何が真実か情報過多の為、真実が分からなくなってきています。
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実態

2015年07月15日 10時09分02秒 | 真実

◇ 現実と机上

憲法学者の間では憲法学上、集団的自衛権は憲法違反と唱える学者が多い。

中には自衛隊が憲法違反だと言う、トンチンカンな憲法学者もいる。

集団的自衛権反対を唱えるデモ隊では「僕たちは戦争に行かない」と大声を張り上げる若者もいる。・・これに関して若者たちが発言する内容は、僕達は、ではなく自衛隊員だと指摘する人がいる。素人が戦場に行っても使い物にならないと言う人がいるが・・その通り。

将来、集団的自衛権によって、徴兵制に発展すると考えているのだろうか? 集団的自衛権=戦争・徴兵制?

こう考えている国民や若者は、日本の形態と言う事を理解していないのだろう。いかに、上っ面で論じているかの証明である。これらの人々は、日本の国家体系を軽んじている事が証明される。反対の為の反対では、将来を語れないだろう。

※ 憲法9条の第一項に、国権の発動たる戦争と・・戦争は相手があり国内で騒乱が起きた場合は内乱、内紛と呼ばれ紛争に分類されるだろう。

では、日本以外の国が日本を攻めてきた場合、日本防衛の為に戦う事を戦争と言えるのか?・・この場合は戦争ではなく防衛だろう。ひとくくりにすれば、・・戦争となるが一方的な攻撃に戦争と当てはめるには、攻める側の論理が正当化され、侵略の意味が薄れる。これでは正しい基準が損なわれる。一方的に攻める側は攻撃するのであるから、戦争と言う言葉は成立しない。

戦争の定義は、各場面により異なる。武力による衝突が戦争と考えるなら、防衛にしても戦争だろう。昔は同じ国内でも争いが起これば・・戦争と言われが、厳密に考えれば紛争だろう。昔は現在のような国家形成ではなく、部族間や民族間が支配する部分が強かったから、・・戦争と言われたのだろう。

現在のような国家形態では、国内の争いは紛争だろう。

憲法学者が、自衛隊は憲法違反だと発言した。果たして自衛隊が憲法違反になるのか?

受身側が攻撃側に対して反撃する事は、防衛である。「戦争」の字を見れば 戦い・争う という字である。ひとくくりにすれば防衛も戦争に入るかもしれない。しかし、戦争とひとくくりするのは乱暴だろう。

第一項に 国際紛争を解決するには・・とあるが、国と国が争うと言う事は「紛争」ではなく戦争である。だから、国際紛争と記述してある所は、国際戦争と解釈する事が妥当だろう。

憲法9条を決めた時代背景を考えなければ、ギャップが生じ其々の解釈がされ、違反ではない!違反だ!と解釈される。(日本国憲法も現代にずれが生じてきていると言う事だろう。)

日本を防衛する自衛隊を、憲法違反だと論ずる憲法学者は、戦争と紛争の区別がつかないのだろう。自衛のための争いは戦争ではなく防衛である。

防衛をする事がよくない事だと考えるのであれば、人間の体内に侵入しようとする細菌を撃退する事は、正当だとみなされないだろう。・・※ 「自然の摂理」の考えは別にあるが、普通の人には実行が難しい。ここでは、現実的な見地から書いています。

攻め込んでくる相手に武力を行使する事は、常識的であり本能である。撃退する物を違反だとするならば、白血球は人間の体内に存在しないだろう。とっくの昔に人間は絶滅している。ゆえに、自衛隊は人間の体内に存在する白血球に該当し、自衛隊は憲法違反ではないのである。

憲法9条は、他国に対して威嚇したり武力をもって攻撃する事を禁じているのであって、自衛のための力を禁止していないのである。自国内に収めておくだけでは戦争にならない、自国以外に威嚇や武力行使を行っては初めて憲法違反になるのである。

それと、自衛隊が憲法違反だと唱える事は、自衛隊員に顔向けが出来ないだろう。常識から考えても人としても恥を知る事である。

そろそろ、自衛隊の立ち位置を考える時期に来ているのだろう。

◇ 現実と理想。

理想は、平和に暮らし穏やかに暮らしたい。現実は、隣国には反日国家があり捏造により、日本の足を引っ張っている悪質国家がある。

特に中国は力で環境を変えようとしている。これらの悪質国家に理想は通じないだろう。

日本一国でこの国に対応しようと思えば、防衛力の強化である。集団的自衛権を違憲だと決めつける前に、こちらの方を先に考える事が必要だろう。

何故?こちらの方を先に問題にしないのだろう。

日本は、アメリカの傘下にある事は事実である。同盟関係をどう考えているのだろうか?

今までは、中国がトンチンカンな事を考えなかったから済んだけど、その為、同盟関係の重要性は問題にされてこなかった。現在はどうだろうか?・・日本一国で日本が守れる?

中国と話合いで解決がつく?こう考える人がいれば、是非!提案してもらいたい。

日本一国で守れないのであれば、では?どうしたらいいのか考える事が妥当である。

与党も機雷除去、自衛隊を地球の裏側派遣などを考えているから、事態が拗(こじ)れるのである。

維新との修正協議に応じた方がいいのではと考えるが。

国民の不安感に答える為にも、妥当だと思われる内容に変更する事が必要だろう。これから、参議院に議論が移るのだろうから、修正協議の余地はあるだろう。

国民に説明と多くの政党に、同意を得る努力が必要だろう。(共産、社民は論外)

◇ わざとらしい

お昼のニュースで集団的自衛権の採決場面を見たが、議長の近くで民主党の議員がわざとらしく見えた。

自分らは対案も出さず、反対だけのパフォーマンスで採決の日を迎えた。対案を出して反対意見を言うのなら筋が通るが、最初か用意しておいたプラカードを、テレビに映るように向ける姿は、滑稽である。他の議員も国会内のカメラがどこにあるか知っていたので、カメラ映りを気にしていた議員もいた。せこい!

辻本議員などは、両手を合わせ議長にお願いするようなジェスチャーは、議員の品格に欠ける。おやつを飼い主におねだりするようなしぐさは、反省した方がいい。

テレビに映った野党の行動は、見たくない姿であった。採決は民主主義に反すると言っていたが、採決までの日程内で国会議員としての努力をしたのか?

これからは、参議院に舞台が移るのだから、しっかりした対案を出し、国会議員としての品格を出してもらいたい。

 

 

 


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