こんな~ん?>薬籠・印籠!です。
薬籠についていたものです。
薬籠(印籠) 蝶花形
薬籠(やくろう)・印籠(いんろう)とは、薬を入れて腰に提げる小さな容器。
三段、四段、五段重ねに仕切った扁平な小型容器に設え、両側に穿った穴に紐を通して
連結させるのが通形である。蓋の両肩から伸びた紐の先端には腰に下げるための根付を着し、
その間に取り付けた緒締で各段の開閉を調節する。
重ね容器としているのは、異種の薬品を一具の中に納めるための配慮である。
薬籠・印籠の解体図 ( Inro 立体図) 画像:Inro exploded.jpg 『ウィキペディア(Wikipedia)』による
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:Inro_exploded.jpg
こんな種類も!
江戸時代の印籠
江戸時代には形式も多様化し様々な技法を駆使した精巧なものが作られるようになるが、
その形態や製法・装飾法を分類した記録としては1732年の『万金産業袋』が古い。
これに図示される形式は16種を数え、方形、長方形、円形、楕円形など幾何学的な形状を
呈するもの、引出し付きや比形、羽子板形、塗笠形など、事物を象って意匠としたものも
ある。材質には漆器、木竹器、金属器、陶器、牙角器などがあり、装飾法も多岐に及ぶが、
とりわけ漆器で蒔絵を施したものに佳品が多く、江戸時代における工芸の最も特色ある
一分野となっている。
道中用薬入れ
道中用薬入れ・旅行用(長財布形状) 江戸期 大きさ:7x19x0.5
引用・参考:
内藤記念くすり博物館
http://www.eisai.co.jp/museum/information/index.html
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%B0%E7%B1%A0