向井秀徳がヴォーカルを務めるバンド、ナンバーガールのライブアルバム。
ナンバーガール最後のツアーとなった『NUM-無常の旅』の最終日である2002年11月30日の札幌ペニーレインでのラスト・ライブの模様を収録しています。
素晴らしい名演もさることながら、向井秀徳のMCと観客の歓声もしっかり収録されており、ライブの熱気を感じることができます。MCや歓声まで楽曲と一体化しており、スタジオver.を聴くと物足りなく感じてしまうくらい優れたライブver.が多数収録されています。
大音量の鋭いギターと観客の歓声が合わさって、唯一無二の緊張感と熱量を持つアルバムに仕上がっています。しかしながら、終わりに向かって行くような切なさも併せ持っており、「OMOIDE IN MY HEAD」で燃え尽きたあとに演奏される「IGGY POP FAN CLUB」の余韻は泣きそうになるくらい感動的です。
個人的におそらく人生で一番聴いたアルバムであり、フィッシュマンズの『98.12.28 男達の別れ』と並んで邦楽史上最高峰のライブアルバムだと思います。
【トラックリスト】
1. I don’t know
2. 鉄風 鋭くなって
3. ZEGEN VS UNDERCOVER
4. TATTOOあり
5. 透明少女
6. はいから狂い
7. URBAN GUITAR SAYONARA
8. NUM-AMI-DABUTZ
9. delayed brain
10. 性的少女
11. CIBICCOさん
12. SAPPUKEI
13. U-REI
14. MANGA SICK
15. Sentimental girl’s violent joke
16. DESTRUCTION BABY
17. YOUNG GIRL 17 SEXUALLY KNOWING
18. TRAMPOLINE GIRL
19. 日常に生きる少女
20. OMOIDE IN MY HEAD
21. IGGY POP FAN CLUB
OMOIDE IN MY HEAD
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