
日本のプログレバンド、KENSOのライブアルバム。
1992年に行われた六本木ピットインでのライヴを収録をしています。
1991年のアルバム『夢の丘』と同じメンバーが演奏しています。ツインキーボードと清水義央のギターが楽曲をグイグイ引っ張り、それをベースとドラムがしっかりと支え楽曲を深みのあるものにしており、彼らの卓越した技術に感銘を受けること間違いなし。
ライブとは思えないくらい濃厚な演奏が繰り広げられていおり、改めて彼らが邦楽最高峰のプログレバンドであることを認識します。
全曲が開放的でエネルギッシュ、特にメドレー仕様になっているトラックは必聴オブ必聴。
その他「月の位相」、「ミスカトニック」、「地中海とアーリア人」や「グッドデイズ バッドデイズ」は原曲より迫力が増し感動的な仕上がりになっておりこちらもまた必聴。
非の打ち所がない最高のアルバムなのでぜひ多くの方に聴いて欲しいです。個人的に邦楽ライブアルバム5本の指に入るほどの大傑作。
【トラックリスト】
1. フォース・ライク~月夜舟行~時の意味
2. 月の位相-Ⅰ
3. ミスカトニック
4. サントリーニへ
5. イア~心の中の古代
6. ブランド指向~パワー・オブ・ザ・グローリー~美深
7. 謎めいた森より
8. 地中海とアーリア人
9. 氷島
10. グッドデイズ バッドデイズ
11. 海~麻酔 part 2~インスマウスの影
フォース・ライク~月夜舟行~時の意味
演奏技術はピカイチだったと思います。
清水さんのトークも面白かったし、
もう一度ライブを見たいグループです。