白鵬

けっこう日が経ってしまったけど、横綱白鵬が引退してしまったので、そのことを書きます。

白鵬は、好きだったんだよね。
背が高くて、昔はもっと細くて、幕内に上がってきた頃は相撲が上手いなーと思ってた。
けっしていい子ちゃんではなかった。
ライバルと言われていた琴欧州（当時の四股名）を土俵の下ていうか観客席に落ちてからぶん投げたのを見たとき、
けっこう悪いやつだと思った。
でも憎めないというか、相撲の神様の双葉山や大鵬さんを尊敬してたり、
ファンを楽しませたいという気持ちが強かったり、白鵬杯って子供の相撲大会を開いたり、
被災地に土俵を作って土俵入りしたりとか。
もうたくさん、本場所以外での功績もあるのよ。
強かったときはほんとにすごかった。
朝青龍がいたり、琴欧洲や把瑠都がいた頃の対戦がやっぱりおもしろかったなあ。

近年、え？それはだめだろ？と思うような土俵での振る舞いもあって、それはちょっとハラハラした。
藤井アナに、それはいけません、と言われるような行為ね。

でも最後まで強かったなあ。休場明けってなに？ってくらいで。
最後の出場場所が全勝優勝とかどういうことよ。
正代との一番はナシだと思ったけど。

照ノ富士の時代が今のところ続くとは思うけど、誰が次の横綱になるの？って誰も思い浮かばないよ。
朝乃山…。

白鵬に関する私の思い出は、場所中の朝に宮城野部屋の前にいたら中に案内されて、
朝稽古を見学させてもらったこと。
あれほんとに見せてくれて良かったやつ？場所中だよ？
今までの人生で一番緊張した。

白鵬関、おつかれさまでした。
こんなに長いこと横綱でいられ続けたことがほんとにすごい。