銀の砂時計

Elegant~美しい旋律に調和する良質な風景・生活空間を求めて

テレビ

2008-11-04 13:04:31 | あきかぜ便り~日記
偶然に復活することになったトリニトロン・ブラウン管のテレビ。
復活のいきさつは11月3日の記事にて

小型のテレビなので画面こそ小さいのですが、映像そのものはきれいです。クリアで自然な色合いは健在。トリニトロン・テレビの良さを見直してしまいますね。

しかし、古い形式のテレビゆえ、いわゆるワイド画面ではないため、WOWOWなどの放送では上下に大きな黒帯(スクエア型でワイド画面用の映像を表示させているため)出てしまうことが多いです。この点は少し悲しいところです。それでもDVDの再生もきれいに表示しますし、画質的には満足かな~

ただ一つだけ違和感があるのは、画面が曲面であること。トリニトロン・ブラウン管は円筒形の一部分を切り取ったような曲面を有しているので、テレビの表面は曲面になっています。当時は見慣れていたはずの画面も、液晶テレビやパソコンモニターの平面型の画面を見慣れてしまった目には違和感を感じてしまいます。以前はパソコンのモニターなどの「平面さ」に違和感を感じていたはずなのですが、液晶画面に慣れている今は、全く逆の関係になりました。画面の構造が視覚に与える影響、それがいかに大きいのかを改めて考えさせられます。


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初めは違和感を覚えていたブラウン管のテレビ画像は、WOWOWで映画を観ているうちに段々と慣れてきました。急にWOWOWで映画三昧の休日になってしまっているし・・・これなら、比較的短時間で「見慣れてくる」ような気がしますね。

このままアナログ放送終了まで持ちこたえてくれるかな?
→何せモデル的には古いものですので、大事に扱ってあげるつもりです。