くるりぴょん、くるりこぴょん

忘れっぽいわたしのための記録。何年か先に、振り返ることのできる思い出を貯めるために。

発掘現場から出土(青い海)

2020-05-09 22:21:00 | 発掘


この休み。家族ラインのアルバムをたまたま見返すことがあって見つけた5年前の夏休みに撮った画像。

プルフンティアンもしくはペルフェンティアンと呼ばれる島で、コテージから隣のビーチまで行く間に撮ったもの。

青くて美しい海は数あるんだろうけれど、ここの海は特別。なぜか?

ここのウミガメがわたしに泳げるようになった方がいいと教えてくれたからだ。

海しかない島で5日間、どうやって時間を潰そうか真剣に考えていたけれど、嫌々参加したシュノーケリングでウミガメを見た。

みんなは「わー、ウミガメだー!」と適当に見たら次のスポットへ行ってしまったけれど、わたしがどんなに頑張ってばた足を繰り返してもウミガメの真上から動けず。

そうこうしているうちにウミガメが浮上してきた。このままじゃウミガメにぶつかるー!と焦っていたらウミガメの方がわたしを避けて遠くに泳いで行ってしまった。

お陰で参加者の誰よりもウミガメを間近で見ることはできたけれど、ウミガメを見送りながらこんなんじゃダメだ、日本に帰ったらHくんに水泳教わろうと決意するきっかけとなった出来事。

わたしはガラケーでいいやと思っていたのに、ミャンマーでどのミャンマー人もiPhoneを使いこなしているのを見て帰国早々iPhoneを買いに行ったときと一緒だ。

きっかけなんてそんなもの。そんなもの?

島へ行く船の待合室。ベンチの下に犬がいるのかと思ったら金髪の坊やだった。どでかいチュッパチャプスを持っていた。


島では可愛いサメになっていた坊や。もう10歳くらいになっているかな。









ジーザス!お陰さまで^_^(内科)

2020-05-09 17:17:00 | 病院


相変わらず、コロナの影響で病院は空いていた。予定よりも少し早く着く。CTの順番待ちはなくてあっという間に呼ばれた。服も下着も金具なし。検査着への着替えがないので楽ちんだ。
夕方の撮影だから、お昼を食べないでと言われ、はいそうですかと従ったけれども。よくよく考えみると、前回は動く臓器を見るためで、ご飯を食べてしまうと胆嚢がぺっちゃんこになるからであって。今回は別に胆嚢をみたいわけではないからお昼ご飯食べたって良かったんじゃないかと思いつつ画像を撮ってもらうために横になる。

まだ1年生か2年生くらいの若い兄ちゃんが、頭はこの辺で、足はこの辺で、腕は頭の上でとガイドしてくれた。動いちゃいけないと言われたのでじっとしていたのに、しばらくしたらさっきの若い兄ちゃんよりはお兄さんの兄ちゃんがやってきて体勢を直された。動いてないのにやり直し。どうやら少しくの字になっていたらしい。でも、少しくの字にしたのはさっきの若い兄ちゃんだ。

撮影が終わって診察室前で呼ばれるまでの時間。わたしの中では後腹膜ガンで死ぬのだと決まっていたので、思い出した時のルーティンワーク、いつもの堂々巡りをしていた。

人は遅かれ早かれ死ぬんだし、生まれてくるときも1人、死ぬときも1人だ。幸い、マイケルは元気だし、ミルキーも手に職をつけた。ミルキーは結婚できなくても1人生きていける。結婚して夫に恵まれなかったとしても、わたしの友人たちのように経済的な理由で離婚を諦めることはないだろう。シングルマザーになっても子供1人くらいなら養えるはずだ。

心残りはお母さんだけれど、こちらも幸い認知症だ。娘が自分より先に死んだとしても、わからないし覚えていないから、くるりはどうしたといつまでも弟たちに繰り返し聞くんだろうな。

やり残したことは思い浮かばないけれど、やっぱり孫の世話をしたかったなあ。それから水泳。ちゃんと4泳法習い終わって吉永小百合さんの真似事をしてみたかった。

そこそこ幸せで、不平不満は言い出したらきりがない。でも、もしもやり直せるなら14歳くらいに戻りたいな。なんとなく。

財産はないから遺言も必要ないけれど、一応感謝のお手紙は書くべきだろうか?マイケルとミルキーとアメリカのおばちゃんと弟たちはどうしよう。意外と少ないな。友達はめんどくさいからラインでいいかな?

あー遺言なんかより、在宅のうちにさっさと部屋を片付けなくちゃだ。わたしにとって大切なものでもお他人様がみたらゴミとガラクタだ。いくら家族でもたくさんのゴミ出しは気の毒というもの。。。

++++++呼ばれた++++++

Y田先生は俳優の山崎樹範さんに似ている。大人しそうで、優しい感じ。3ヶ月前の画像と今日の画像を見比べている。

「腫瘍の育ち具合を画像で比較させてもらいました。こっちがお腹側でこっちが背中側ですね。で、これがこの間の腫瘍で、こっちが今回の腫瘍、」

この間は患者さんに腫瘍っていうとびっくりしちゃうから使いたくないと言っていたのに、今日は普通に腫瘍と連呼している。

「うーんと、あれ?」

先生は今日の画像をくるくるスクロールして腫瘍の始まりと終わりを確認しているみたいだった。

「くるりさん、ちょっと見てください。ご自分でもお分かりになると思いますが、腫瘍、前回と変わらないか、むしろ小さくなりましたね」

確かに。前はポコッと丸く飛び出していたのに今回は少し平たくなっていた。

「本当だ、小さくなるなんてこと、あるんですか?」

「ありましたねぇ」

「どういうことですか?」

「うーん、わかりません」

(・・・わからないんだ(*_*)

「3ヶ月前は確かに腫瘍に見えるものがあったことは確かです。成分を確認しないとわからないんですけど、ガンは大きくなりますからガンではなかったということです」

「じゃあ、なんなんですか?」

「うーん、炎症?」

(なんだよ、炎症って)

とにかく採取しないと何なのかはわからないらしい。そしてどうしてできたのかもわからないのだそう。

こんなところ(後腹膜)、滅多に腫瘍ができるところではないらしく、針も届かないから調べるなら開腹しての大手術だという。でも、ガンじゃないのにそんなことしたら医療過誤になってしまうのだそうだ。

大きくならなかったからガンではない・・・どうもスッキリしないけれど、とりあえずよかった。念の為、半年後に再度CT撮ることになった。

「先生、この間の健康診断で甲状腺腫大って指摘されて同じようにCT撮ったんです。そうしたら、腫瘤が見つかってやっぱり半年後にCTで経過見ることになったんですけど、こういうのってできやすい体質とかあるんですか?」

「あると思います。イボとかホクロとかできやすい人っていますよね。皮膚の表側はイボやホクロ、内側は腫瘍みたいな感じで。くるりさんできやすいんですかね」

感じで?体質で片付けられるのも嫌なんだけど。

ということで、病気に日々怯えていたわけではないけれど、「わたしはレアなガンになってしまった、悪性の確率が高くて予後が悪いからほぼ死ぬ」というネット情報と妄想からは解放された。ジーザス!神様、ありがとう!仏様、感謝!ご心配くださった方々、ありがとうございます!
 
トレーナーのHくんも心配してくれていた。育ち具合を見るために3ヶ月待つんだと言うと、「心配じゃないですか!今度僕も一緒に行きます!」わたしの甥っこになり診察室へ行って先生の話を一緒に聞くとわーわー騒いでくれたので、早く報告したいけれどスポーツクラブが開館しなければそれも叶わず。

きちんと勉強しているのだろうか?来るなと言われている神奈川や千葉の海でサーフィン三昧、お気に入りの車に投石されていないことを祈る。

++++++お家で++++++

マイケルが何でもなくてよかったなと言うと、続けてミルキーが「お母さんがガンにならなくて済むなら、ミルキー100万円銀行から出してくるよ」と言ってくれた。100万円というのは、この1年でミルキーの給与受取口座に残った残高。旅行やらデートでそこそこ使っていても、自宅通いでお弁当持参ならそれくらい残るのかな。自発的に貯めたのではなくて、たまたま残った残高なのだけれど、そんなことを言ってくれるのは嬉しい。当分、病気で死ぬことはなさそうだけれど、部屋のガラクタ処分はしなくちゃだな。











文明堂の雲のソフトクリーム

2020-05-09 16:06:28 | 日記

カステラ1番、電話は2番の文明堂『雲のソフトクリーム』
 
挿さっているのはカステラのラスクなのだけれど、お姉さんが挿すときに失敗して割れてしまいおまけでもう1本足してくれたもの。

なかなか食べでのあるソフトクリーム。甘さ程よく美味しい、税抜400円。
 
診察が済んだらお昼ご飯は食べずに老健へ帰ってきてくださいと言われて、外食できると思ってしょんぼりしていたお母さんと弟たちとみんなで食べたもの。

豆絞りのマスクしてます。


習慣とは恐ろしいもので

2020-05-08 08:27:00 | 日記
今日は午前中にお母さんの病院付添(整形外科)、夕方は自分の診察(内科)へ行く。まずはお母さんを老健に迎えに行くのだけれど、その前に実家へ寄る。年度が変わったので施設へ持っていく役所からの書類チェックをしないといけない。

実家までは電車を3本乗り継いで行く。電車は乗り換え含めて30分くらい。いつものように乗り換えようとホームに上がると。まあ埼京線なのだけれど、上りのホームには上りしか来ないし、下りのホームには下りしか来ない。これまでは。

ホームに上がって向かって右手は各駅停車、左手には快速だ。いつものように快速が到着するまで、抜かされ待ちの各駅停車停まっているので、座って待とうなんて思ったらアナウンスが変だ。「相鉄線直通、海老名行き・・・」
相鉄線って最近つながったアレだよね・・・海老名って海老名?海老名!慌てて降りると。



ぐわっ!これは、海老名行きじゃないか!
なんで、なんで?いつから埼京線の下りしか来ないホームに上り電車が来ることになったの?

習慣とは恐ろしいもので、考えもせずにぼんやり座っていたら大変なことになった。通勤時に、池袋から利用することの多い埼京線だけれど、まさかその始発がこんな中途半端な駅から出ていたとは!

知らないうち、気づかないうちに世の中変わっていることは沢山ある。恐ろしいことだ。あー、危なかった。気がついて良かった、やれやれ。


いつ見ても変わらない美しさ。富士山を見ると安心する。







発掘現場から出土(クールン)

2020-05-06 22:10:00 | 発掘
勤めに出たミルキーからラインが来た。



わたしはお菓子作りが好きではない。食べるのは好きなのだけれど、計量が嫌いだ。めんどくさい。嫌いだ。

小学生も高学年になれば女子はみんなクッキーやら何やら作っていて、趣味とか好きなことを書く欄に「お菓子を作ること🖤」なんて書く子がわんさかいた。わたしは「ドッヂボール」と書いていた。

ともかく。お菓子類全般はなんだって買ってきた方が何十倍も美味しいと思う。

とは言え、ミルキーのリクエスト。どうしたものか?買い物へ行く気はさらさらない。

あ!あー!そう言えば!先日の発掘作業でわたしはなんと、「クールン」を掘り上げている!賞味期限は、そう!ご多分に漏れず切れている!未開封で2019年3月1日。

絶対に買ったのはわたし。そのときは食べたかったんだろうなあ、クールン。懐かしい。昔、水沢アキがCMしてた。クールンの下にレアチーズケーキって書いてあるし、混ぜて冷やすだけってある。計量は牛乳だけだ。これ作ってお茶を濁そうっと。


入っているのはこの2袋だけ。


牛乳、さっき飲んでしまってないから、豆乳でいいかな。お店でも豆乳レアチーズケーキなんて売ってるし。
ビスケットベースが固まらないときは溶かしバター大さじ1を混ぜたらいいと誰かが言っていた。ちょうどそれくらいのバターが残ってますぜ!

直径15センチのお皿にアルミホイル敷いて。わざわざ定規で測ったのだけれど、実は裏箱に15センチのメモリがついていた。後で気づく。

溶かしバターのお陰でしっとり(していると思う)。

フィリングとやらは冷たい豆乳100CCを加えて泡立て器で2分間混ぜ合わせるとあったけれど、2分間かき混ぜるのは結構長かった。そして、大きな泡立て器でやればよかった。運動不足のわたし。疲れた。


今回はというか、次回はないけれど、夏みかんが家に転がっているので投入してみますぜ!マイケルのお母さんが送ってくれたやつ

小さいの1個分。

左官屋の見習いが塗った壁みたいになっちゃった。まあ、いいか。

さあ、冷蔵庫で冷やしますぞ!小学生でもできるおやつ、クールン!牛乳がなくて豆乳っていうのと、勝手に夏みかんを加えてしまったのがどう結果に表れるのか心配だけれど、それなりにきっと美味しいことを祈る。

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さて、夜になって。しっかり冷え冷えの豆乳夏みかんクールン。家族の誰しもが、大丈夫?これ、の眼差し。ところが、どっこい。とてもわたしが作ったとは思えない美味しさ。さすが、日清製粉!