GK78のGKは「GrandKing」
俺にピッタリじゃねーか
しからば買うしかねー
という訳じゃないが、新しい登山靴を新調したぜ
Caravanの靴の中でも一番硬いビブラムソールが着いてるモデル
GK79の廉価モデルだ
GK79は皮で覆われてるが、こいつはナイロン生地になっている
地味なGK79より廉価版とは言えこっちの方がカッコイイ
今まで履いてたGTホーキンスの靴でも不都合は無かったのだが、今回アイゼンを付けて登山をした際に色々問題が発生
アイゼンの踵部分がきれいに収まらないのだ
アイゼンの幅に対してソールの幅が広くて、おまけにエッジをカットしてるのでホールド出来ないのだ
歩いてて何度かアイゼンがズレて外れそうになった
つま先から着地するように意識して歩いて、なんとか誤魔化しきったけどね
この辺がトレッキングシューズと登山靴の違いなのかな
こいつはどうよ
ピッタリじゃんよー
アイゼンのつま先から踵までの長さも2cm以上短く装着できるぜ
これで強度も完璧じゃん
来年の登山が待ち遠しいぜ
翌朝6時起床の予定だったが、カモ波ヲのスマホが3時45分にピーピー鳴りやがった
おまけにREDが部屋のヒーターを消していたので部屋の気温は0℃
勘弁してくれよ
6時半朝食を食べに食堂へ
もう山へ出発してる人たちもいた
風もなく安定したいい天気
イエローがいないとこうも天気が良くなるんだな~
7時40分俺たちも中山展望台を目指して出発
山小屋あたりにはまだ日光が当たらず、結構寒い
手元の温度計では-5℃~-10℃
ハイドレーションはパイプが凍って使い物にならず
しかし歩いてる内に太陽が上り暑くて仕方ない
1時間ほどで到着
八ヶ岳の山々を見渡せる場所だ
一通り記念撮影などして
すぐに下山開始
雪道で尻セードなど練習しながら一気に赤岳鉱泉へ戻った
赤岳鉱泉にある氷の壁、アイスキャンディはまだまだ5割くらい
それを横目に見ながら歩く俺たち
ここからは昨日来た道を戻るべし
昨夜がそうとう寒かったのか、川の水の氷も大きくなってる感じがした
すっかりアイゼンにも慣れて軽快に下る俺たち
下りが苦手なREDのおしゃべりクソ野郎ぶりも順調だったが、やはりそこはお約束
やっぱり転んだ
油断大敵ですな
そしてもう雪もなくなり、アイゼンを外して下ることに
雪はなくなっても所々氷が残っていて、意外とツルツル滑る
そしたらまたREDが転んだ
そんなこんなあったが順調に下山
11時半美濃戸口駐車場に到着
今回も隊長の「先を見越す力」と予備を持つことで荷物が重くなるが、出来の悪い隊員への「やさしい気配り」、山道を駆け回る「身体能力」を見せつけつつも、、無事隊を下山させた俺だった
冬山チャレンジをクリアしたということでRED T柴くん・カモ波ヲくんは一軍昇格
おめでとう
根性なしイエローは研究生からやり直し
男気なしのネガティブブルーは除名だな
3連休の最終日ということもあるので速攻撤収
中央道は途中事故渋滞があったが、なんとか大渋滞には巻き込まれず帰還
部屋で一通り着替えたりして落ち着いたら、まだ16時
晩御飯まで2時間以上あるぜ
しからばさー乾杯
ビール1本500円
2本ほど飲んだら、もう止まんねー
俺は家から持参した芋焼酎を始めちゃったぜ
18時半やっと晩飯
今日はステーキだったぜ
ご飯とスープはお替り自由
REDが3杯もご飯食ってた
そりゃ~ウンチも出るべ~
部屋に戻って結局ワインまでいっちゃったぜ
テレビも何もないので、すること無いから皆で恥ずかしい初体験話イヤ~ン
40代のオッサン達で盛り上がったぜ
21時強制的に部屋の電気が消されて就寝命令
寝る前の歯磨きも玄関で水酌んで氷点下の夜空を見ながらやるしかない
過酷な環境と思うか、風情があると思うかは個人の自由だ