(1976年)初のジャンボ宝くじが発売される
大晦日の抽選会が恒例となった年末ジャンボ宝くじの販売は、この年から始まった。
各地の売り場に客が殺到し、松本と福岡では何と死者まで出たらしい。
それまでにない(と言っても、今となっては地方くじレベルだが)高額な一等賞金にみんな惹かれたのだろう。
金額を目にしただけで、自らの手中に収まったかのような錯覚に陥ったというか……。
しかし、夢広がる催しで死者が出ては洒落にならない。
この騒動に懲りて、翌1977年からジャンボ宝くじは予約制による販売体制となる。
もっとも、この制度も1996年に廃止となった。