叱らないしつけ
~子どもがグングン成長する親になる本~
著者:親野智可等
メロ評価:
やっぱりこういう本、時々読まないといけないなぁ・・・
と改めて思った本です。
なんというか、子育てって良くも悪くも自分流に(自分の親のように)いつの間にかなってしまうから。
毎日の積み重ねが、りゅうさまやあしゃひの中身を作っていくものだと考えると・・・次の世代を担う男子を二人も私の手で育ててるって事で
いやぁ・・・それはそれはもっとシッカリしなきゃね
お母さん・・・と反省したのでした。
いつものように、本を読んで附箋を張り付けた箇所を書き出してみました。
しつけより愛情
しつけは、愛情の後にくるもの
感情的な人の一言に重みがない
なぜなら、指示や指導には、その人自身の人間性の裏付けが必要だからです。
できないことを許せない大人が、子どもを傷つける
やるべきことはやって、それでもできなければ目をつぶればいい
子どもを傷つける親の言葉遣い
『食べたら歯をみがかなきゃダメよ』
『脱いだ靴は、そろえなきゃいけないね』
これらの言い方には、『ない』『ダメ』の言葉が入っている。
このような否定的な言葉が入っていると、聞いている人はいい気持ちがしない。
『食べたら歯を磨くと気持ちいいよ』
肯定的な言い方は、できた時のいいイメージを自然に連想させることができる
親の肯定的な言葉遣いを毎日浴びることで、自分自身への肯定的な気持ちが育っていく。
時には命令形の言い方も必要
単純な命令形 ~否定的な言い方や人格を傷つけるような言い方をするよりはよっぽどまし~
『食べたら歯を磨きなさい』
『次の日の支度を早めにやること』
親の言葉遣いがいい親子関係を決める
親の言葉遣いが子どもに与える影響は計り知れないほど大きなもの。
~と同時に親の肯定的な言葉を毎日あびることで、自分自身への肯定的な言葉が育ていく。
スモールステップでしつけがうまくいく
~かばんの支度について~
1 親子で一緒にかばんの支度をする
2 ママのみているところで、自分の力で支度をする
3 ママの合図で自分で支度をし始める
支度ができたらママを呼んで確認してもらう
4 ママの合図なしで支度をし始める
支度ができたらママを呼んで確認してもらう
5 自分で支度をしておき、ママが確認する
6 自分で支度をしておき、ママが1日置きに確認する
7 自分で支度をしておき、ママが抜き打ちで確認する
成果をもとめすぎないで、淡々とやるべき事をやる。
いい話が、子どもの心を成長させる
話の仕方としては、子どもを引き付ける話し方をすること。
子どもを引き付けるひとつの方法として、自分の体験を入れながら話をする。
目の前にいる話し相手の実際の体験は、聞き手の興味を大いにそそることができるから。
『お友達に優しくね』なんて良く言うことば。
だけど、優しくされた事を体験として子どもにお話しをして、それを『優しいってかっこいいことなんだね。』のように伝えられたらもっと深く子どもは理解してくれるのかも。