道の駅・和田浦WAO!のあるところは、平成の市町村合併前、
千葉県安房郡和田町役場でした。
そこに道の駅をつくり、役場庁舎は、集会施設になりました。
その一角に、くじら資料館をつくったというのですが、
もともと資料館的な施設ではないため、
"資料館"という先入観で中を見るとちょっと拍子抜けしてしまいます。
勇魚文庫というところが収集した資料を借りて展示しているのだそうです。
捕鯨が難しい状況の中で、これだけの資料を集めるのは大変だったと想像できますし、
ショーケース1台でも、買いそろえるとなると、並大抵の価格ではありません。
絵本の複製が読めたり、
展示ボードに縛り付けてあるクジラのお宝サイズは、必見です。
広告業界に、電通・博報堂の二大企業があるように、
資料館・博物館業界では、丹青社・乃村工藝の二大企業があります。
資料館や博物館に立ち寄った折には、
どこの業者が展示を請け負ったのか聞いてみると、
展示内容をますます面白く見てまわることができます。
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