散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

「ラーメンショップ」中盛ラーメン

2014年03月01日 | ☆グルめぐる横浜

繁盛店といっても、グルメガイドなどで紹介されなければ、何度か通ってみないと人気メニューはわからない。
一方で、流行らない店は、店の中に一歩足を踏み入れた途端、共通のオーラを放っているような気がする。

横浜環状4号線にあるこの「ラーメンショップ」も、幹線道路でよく見かける赤いテント生地の看板が目印のラーメン店だ。
共通の看板を出している割に、実際に行ってみると、店ごとにメニューも味も麺も異なるので、いったいどんなフランチャイズチェーンなのかググってみた。
すると、とん骨ベースのラーメンスープを基本とするものの「本部からもらうのはドンブリだけ」という緩い決まりらしく、きっと出資が中心のフランチャイズなのかもしれない。
実際、あるラーメンショップでは、居ぬきでオーナーが変わった途端に、内容がまったく変わっていて、中太麺とん骨スープだと思って注文したラーメンが、細麺鶏ガラスープだったので、文字通り「麺」くらった覚えがある。

さて、客席よりも広い厨房が店のほとんどを占めているこのラーメンショップのメニュー看板を見て、即注文できる人はなかなかいないに違いない。
ミソだの、ネギだの、チャシューだの、つけ麺だの、羅列してあるものの、肝心の「ラーメン」は、大写しのラーメン写真に埋没してしまって見えにくい。
おまけに、券売機ではないから、店員の「まだ決まらないの?」という視線を受けて、あわてて注文したのが、味噌ラーメン(下写真)。

だからといって、味の濃さ、麺のゆで加減、油の多め少なめなど聞くわけなどなく、淡々と作業をする。
目の前のカウンター上にトンと置かれたドンブリを手元に寄せて、食べると、少ししょっぱい田舎ミソ味のとん骨スープだった。

次に行ったときには、ミソラーメンが、麺とスープに分離される「ミソつけ麺(下写真)」のオーダーをしてみた。

ますます、しょっぱい。
ちょこっと汁に付けては、すするのだけれど、スープを飲むのは高血圧のもとになるほどで、結局残してしまった。

3度目の正直で来店すると、同時に入ったシングルのお客さんが2人、次々と「中盛ラーメン(見出し写真)」をオーダーするので、続けて「私も中盛」とオーダーしてみた。
やっぱり、これが一番オーソドックスらしい、味もボリュームも丁度よく、それでいて600円也。

(店内)

家系ラーメンの発祥といわれる新杉田の吉村家に、むかし通ったことがあるが、ここのお勘定は、それを思い起こさせるものだった。
そう聞けば「へぇ~~っ」と、あの伝説のラーメン屋のいくつかあるエピソードのひとつを彷彿とさせる。

(外観)



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