散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

横浜・5月29日(土)を散歩vol.4

2010年05月29日 | ☆横浜じゃん
新港ふ頭に向かう人波がソワソワしている。
行く方向を見ると、灰色の大きな艦船が見えた。
それが「護衛艦しらゆき」で、船内公開をしているところだった。
多くの人の列に並び、蛍の光が軍艦マーチに変わると、手荷物検査を受けて、乗船だ。
タラップを上がると、正装し敬礼する海上自衛官とともに、ちゃっかり敬礼している一日艦長、開港祭親善大使の橋口夏樹さんがいた。

大勢の人が乗艦するため、いくつかのグループに分けてまわる。

船尾に艦対空ミサイルが装備され、顔を出した訓練用ミサイルには、無機質な武器に愛嬌を持たせるため、目玉を貼り付けてあった。

ヘリポートへ上がると、格納庫内で物品の斡旋や、独身乗組員の婚活紹介コーナー、制服を着て記念撮影などサービスとPRに余念がない。

質問があれば気軽に乗組員に聞いてくれというのだが、何を聞いていいのかわからない。たまたま、本国に徴兵制があり、軍隊経験があるという外国人の後ろについて回っていたら、流暢に装置・装備の説明をいってのけるので、思わず感心してしまった。

「もはや、戦後ではない」といった1956年。1982年には、中曽根首相が「戦後政治の総決算」を掲げ、鳩山首相よりも長かった安倍晋三首相が2006年「戦後レジームからの脱却」を公約とした。
しかし今、沖縄・普天間基地の問題は、米国外交の前に何の進展も見せることができなかった。

制服を着て写真に収まるカップル、機関砲の薬莢を持ち上げる親子連れ、真摯に対応する海上自衛官を揶揄しつつ脳天気な馬鹿話をする若者・・・自衛艦を見学しているより以上に気になったのは私だけなのか?

ところで、横浜公園でやっている開港記念バザーのコメントは、別のブログ「定点観測」を見てね!

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