テレビドラマの中のセリフだったと思うけれど「この映画を見たこどものころには理解できなかったが、大人になってみると、小石の意味がわかる」という言葉が気になっていました。
「道」は、1954年フェデリコ・フェリーニ監督作品のイタリア映画です。
胸に巻いた鉄の鎖を肺活量で切る大道芸人・ザンパノと、知恵遅れだが純粋な心を持つジェルソミーナの物語です。
ジェルソミーナの小石の話は、サーカスで一緒になった綱渡りの芸人から教えられます。
それを、ザンパノに伝えますが、自分勝手なザンパノは理解しようとはしません。
移動の途中、修道院に一夜の宿を求めた折、修道女からザンパノから離れるよう言葉をかけられても、ジェルソミーナは小石の役割を果たそうとザンパノに着いていきます。
その途中、事件に遭遇、心を病んだジェルソミーナが邪魔になったザンパノは、置き去りにします。
やがて巡業先で聞き慣れたメロディーを耳にします。
そしてザンパノは、ジェルソミーナのその後を知るのです。
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4月10日まで、ぜひご覧ください。
鉄道員とか、自転車泥棒とか、禁じられた遊びも、確かこのころの映画作品でしたね。
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