ロシアの侵略戦争を見ていると、基地は何のためにあるんだろうと考えさせられます。
軍事大国の侵攻に対抗するためには、同等の戦力を持たなければならないのでしょうか?
今は返還された米軍上瀬谷通信隊跡地をぐるりと歩いてきました。
相鉄線・瀬谷駅から神奈中バスに乗り、細谷戸第4バス停で降ります。
遊水池を北に、道路に出ると左手に野球場が見えるので、そこまで行ったら右手のまっすぐな道を歩き、通信隊の通用ゲートの前を通りすぎます。
今度は左手の農地の道を西へと向かいます。
紅白の梅が満開です。
やがて「上瀬谷小学校東側」交差点の信号が見えてきます。
農道は農地を管理している方のためのものですので、決してゴミを捨てたり、農地へ入ったりしないように気を付けましょう。
ここから、海軍道路を北上します。
「目黒交番前」の交差点を右に八王子街道を進みます。
次の信号まで来ると、左手にファミリーマートがあるので、ちょっと休憩。
八王子街道南側の歩道を東に向かって歩いて行くと、通信隊の正面ゲートの前を通過、建物の途切れたところで右手の土手に登って行く道をたどります。
細い道沿いにぐるりと回りこむと、南に向かってフェンスの続く一本道が見えてきます。
右側に通信隊の建物、左手に農地が広がります。
この道の通信隊側が武蔵国と相模国の、いわゆる武相国境で、武蔵は川の流れが江戸湾に、相模は流れが相模湾にそそいでいます。
さすがに米軍基地だけあって、クリスマスを祝うためのモミの大木が何本も植えられていました。
フェンス越しに建物が見え、真新しい防衛省の境界杭がところどころ打ち込まれています。
たまに見かける小さなエリアは鉄塔の跡地なのでしょうか?
武相国境を物語るように真竹の藪が茂っています。
細谷戸団地が見えてきたら、団地に向かって道をたどると、右手に海軍補給工場だったころらしきコンクリート構造物が姿をあらわします。
細谷戸団地でゴールです。
細谷戸第3バス停から神奈中バスに乗り、瀬谷駅へと戻ります。
お弁当を広げるには荒涼とした原野が広がるばかりなので、ここは瀬谷駅周辺で外食がおすすめです。
今後は、国際園芸博覧会(花博)の開催に向かって改造されていくばかりですので、今のうちに脳裡に留めておきたいものですね。
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