戸塚駅にあるトツカーナに初めて行きました。
「駅前再開発事業でうまくいったところはない」と、ある都市計画の専門家から聞いたことがあり、気になっていたのです。
戸塚駅東口ペデストリアンデッキから見えるトツカーナ
なぜ、うまくいかないのか?
単純に言えば、自分の土地の上で店を構えているときは、新築はともかくとして、建物は年を経るにつれ固定資産税が下がるので、土地の税さえ払えるように、駅前立地をうまく利用して商売をすればなんとか生計を立てることができます。
一方、駅前再開発をした場合、立ち退き補償と土地に見合った(建築・周辺整備等にかかった費用分を減歩)床面積を割り当てられますが、取得した時から管理費(動線人数が多いところほど高額)がかかるので、よほど商売がいまくいかなければ、撤退を余儀なくされてしまうのです。
ただ、今見られる傾向は、商店街にしても、駅ビルにしても、駅前・好立地のところでは、大手資本のチェーン展開するお店ばかりになっていること、つまり、どこにいっても金太郎飴になっているので、決して駅前再開発だけが地盤沈下している訳ではありません。
さて、夕食はどこにしようと物色してみると、月曜日だったせいか、どの店もお客さんが疎ら。
お客さんがいないお店というのは、なかなか入りにくいものです。
ふと目にとまった看板に「戸塚B級グルメ・ソースカツ丼」と書いてあります。
店内に入って、食券を買い、カウンターテーブルに座ります。
半券と水、カップスープに箸、スタンプカードがセットされました。
普通盛り(ヒレカツ5枚、見出し写真)は980円、小盛り(ヒレカツ3枚)は650円です。
福井市のヨーロッパ軒で食べたソースカツ丼が、メタ坊にとってのソースカツ丼ですから、少々がっくりしたのですが、なかなかヒレカツは柔らかく、ソースも思ったよりもマイルドなウスターだったので、美味しくいただきました。
途中、入店してきたお客さんがみなビーフカレーを頼むので、きっとそれが菊屋食堂の人気メニューなのかと思いました。
(店内)
(外観)
ハムカツが美味しかった・・・
あの店はどうなったのでしょうか。
再開発前に、バブル崩壊の仲間入りしてしまい閉店となったようです。
その当時、ピカタライスで有名なアンダンテというお店にもときどき行きましたが、ガチ丼、ガチカレーに参戦していることを知り、この前、行ってきました。
そのうちに、UPします。