散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

ISEYAMA HILLS で 結婚式

2014年10月21日 | ★メタ坊徒然草

ISEYAMA HILLSは、その昔、伊勢山皇大神宮に隣接した横濱開洋亭という婚礼を中心にしたホテルでした。
伊勢山皇大神宮は、横浜開港に伴って入ってくる外来宗教に対抗するため、県民の精神支柱として、また神奈川県の鎮守として祀られたものです。
戦後、神宮は宗教法人として運営されてきましたが、高度経済成長期からバブル期へと誰でもがマネーゲームに踊ったように、神宮も例にもれず、境内の一部に開洋亭を建てたものの、多額の負債を抱え、バブルがはじけるとともに、開洋亭は倒産し、神社が自己破産するという事態となりました。
だからといって、由緒正しい神宮を競売にかけるわけにはいきません。
皇室の祖神、日本民族の総氏神とされる天照大御神を祀る皇大神宮なのですから、神奈川県神社庁が直接運営することで現在に至ります。

さて、先日、その伊勢山皇大神宮で、長女の結婚式を執り行いました。
「人類が生まれて10万年、地球が誕生し、ミトコンドリアから生命をつなぎ進化した結果がお父さんお母さんで、そのDNAを受け継いだ子どもたちが、次の世代を残さなくてはいけない。」と、ことがあるごとに説教をしていたおかげで、やっと1人片付きました。
遡ること30年前の4月、メタ坊夫婦は、伊勢山皇大神宮で結婚式を挙げたのですが、どうもそれにこだわったらしく、今年4月に婚姻届を出し、仕事と式場の都合で10月に挙式となったようです。

デジカメをお守りとして持ち歩くため、係の人にカメラを持っていても問題ないか聞いてみました。
全く問題ないというので、早速、パチリパチリと撮り始めるのですが、やはり、料理が気になります。

鶏腿肉と西洋牛蒡のパロティーヌ、軽い口あたりのフォアグラのムースと黒すぐりのアクセント


小海老の百合根饅頭、トリュフ風味の極上鼈甲餡と共に


"金目鯛の西京焼き"シトラス感溢れるソースマリニエールを添えて


やすらぎのひとき ※「と」が一つ抜けてる気がする。 


牛フィレ肉の低温ロースト 南瓜と里芋のモンブラン、九条葱の薫りを加えた諸味のソース


杏子の香るホワイトチョコレートのムース、落花生のチュイルと共に


普段、惣領のナントカで、ぽわんとしている娘でしたが、なかなかメリハリとサプライズの効いた良い結婚式でした。
料理も美味しくいただけて、周りからは号泣するぞといわれたものの、うれしくてついつい笑みがこぼれっぱなしの父親でした。


ちなみに、伊勢山ヒルズは、ベストブライダルという全国に結婚式場などを展開する会社が経営していて、チャペルでの結婚式がメインなようです。正面入り口に12組分の芳名プレートが張られているので聞いてみると、「今日は14組挙式を賜っています」といっていました。
きっとどのカップルも、台風接近で天候の悪化を心配していたに違いありません。
歴女の娘は、和装で神前式にこだわりを持っていたので、晴れ間さえ差し込んだところを見ると、天照大御神の加護があったのかな?と思うのは親バカですね。


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2 コメント

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おめでとうございます (酔華)
2014-10-23 08:22:55
新婦の父親が料理の写真を撮りまくっている光景が目に見えますよ。
それにしても怒涛の投稿ですね。
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人よりもメシ (メタ坊)
2014-11-05 02:25:31
四六時中デジカメを持っているので、必ず、何を撮るのか聞かれるのですが、メシと気になったものと答えます。
いわれてみれば、花嫁姿の娘よりも、料理を撮った写真が多かったかもしれません。
UPできずに、お蔵入りした写真は数知れません。
掲載済と未掲載のフォルダに一時期分類していたのですが、未掲載が多いことに気づき、それ以来、使命感がプツリと切れた気がします。
いろいろ整理していると、この時間になってしまうので・・・。
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