不二家のペコちゃん

ペコちゃんは、おしゃれだなぁ～と思います。
一時期は、かなり頻繁に衣装が変わるので、
できるだけデジカメで記録するようにしていましたが、
ここ最近、衣装の使い回しが見られるようになりました。
聞くところによれば、衣装はオンワード樫山がつくっているという話でしたが、
現実的には、コスト縮減がペコちゃんにも影響してきているんでしょうか？
外食産業も廃棄率をどこまで圧縮するかが課題とされているのですから、
日持ちの短い洋菓子や生菓子は、廃棄率の高さではダントツなのでしょう。

ところで、今回の衣装の奇抜さは類を見ません。
ぶどうじゃなく、ワカメなら、おぼれかけた人のようでもあります。
調べてみたら、
「店頭ペコちゃん衣装デザイン募集（ここをクリック）」
の結果、ペコちゃん賞の受賞作品を採用したのだとか。
７、８月の期間限定だそうです。

幼稚園の年長のときから
１人で横須賀から南房総のおばあちゃんの家に行くようになりました。
旅好きと方向感覚の良さは、この当時から鍛えられたわけで、
家の玄関を出たときから、１人ぼっちで行くのは気になりませんでした。
しかし、南房総に行かされるのは家の都合だったので、
わざと不安そうな顔をすると、
母が浦賀の東海汽船の乗船改札まで見送りに付いてきて、
京急浦賀駅前にあった不二家でシュークリーム２個箱入りを買ってくれました。
不二家の店頭に立っているペコちゃんを見るにつけ、
うねる波に揺れる東海汽船のカーペット敷きの大部屋を、
隅から隅へ、すすすすぅ～っと、
シュークリームの箱が行き来する映像が脳裏をよぎります。

不二家がヤマザキ製パンの傘下に入った訳ですが、
不二家ブランドをあまりいじってほしくないなぁと思っています。