「労働者」という単語を余り聞かなくなったような気がします。
当然「インターナショナル」なんて歌も聞くことがありません。
インターナショナルは「スクール」ではなく、
社会主義・共産主義を代表する労働歌で、
一時期、ソビエト連邦の国歌にもなっていました。
「さくら水産」に行くと、なぜかインターナショナルの曲が頭の中を流れます。
路上に置かれたこの小さな看板が、
唯一「さくら水産」が近くにあることを主張しています。
見回してもわかりません。
この入り口がそうなのですが、白いプレートのひとつにかろうじて名があります。
小さなエレベータで上がるか、階段へ3階まで登ります。
その入り口が、これ。
入るとすぐ左手にある自販機で食券を購入します。
常連は 500円玉を用意してあって、
どんどん並んで、さっさと食券を買って行きます。
慣れないメタ坊は、うっかり千円札を使ってしまい、
入れてはベー、入れてはベー、を繰り返すこと 20数回。
長蛇の列ができたので、お店のお姉さんにSOSし、やっと食券を手に入れました。
次に味噌汁の給湯器のところまで行き、食券と引き換えにメイン皿を受け取ります。
お椀に味噌汁を注ぎ込みます。
そして、食べ放題の卵と味海苔を取り、
最後に大きなジャーからご飯をよそれば、セッティングの完了です。
ソースをフライにかけ、ご飯に卵を割り入れたら、いただきます。
見渡せば、ワンコインランチを頬張る男の群れ。
そして、インターナショナルの曲が頭をよぎります。
卵かけや味海苔を鷲掴みして、ご飯を何杯もおかわりするのは当たり前です。
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以下は、2016年6月の食レポです。
数年ぶりに「さくら水産」でのランチです。
定年退職前は、日本大通りのお店でしたが、今回は関内駅前のお店です。
見覚えのある自販機が待っています。
味噌汁、卵、味海苔、お新香、ご飯と順に並んでいます。
日替り定食A・かつお柚子塩たたき 500円也。
お決まりの夜のメニュー。
名物魚肉ソーセージ 50円は、健在でした。
「インターナショナル」
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