横浜市心部のランチ情報発信を再開して、
まず初回の中華街ランチとなると、手堅く「一楽」から始めます。
昭和2年創業の老舗で、炭火焼チャーシューが自慢の逸品だと、
一楽のパンフレットに書いてあります。
関東大震災の復興とともに店を創業したことになります。
パンフレットにある古い写真を、
古絵葉書の中から探したのが下の写真。
黄色い丸に「一樂」の文字が見えます。
さて、ランチのメニューは、ほぼ2通りに分かれています。
中華街初心者が頼みやすい、定番ランチ5種(数字で注文)と、
日替わり1種&週替わりランチ4種です。
よく地方から来た人が中華料理のコースを食べたいといいます。
その実は、地方にある中華料理屋のコースと味がどれほど違うのかを、
知りたくて、所望する訳です。
こちらも、中華でおもてなしをしたいと、コースを注文するのですが、
これが地方のコースとラインナップが一致しないので、
結局、割り切れない思いで中華街をあとにすることになります。
ましてランチどきにコースを頼むのはご法度。
それが一楽なら定番ランチにあるので、
プラス自慢のチャーシューを前菜に、コーンスープを別注すれば、
手ごろな値段で、地方のコースに早変わりできます。
おまけに、ランチの最後に出るデザートは、
お土産にして買って帰りたいというお客さんがいるほどの、
クリーミーな杏仁豆腐ですので、満足間違いなし。
さて、週替わりランチB(見出し写真)は、
つい、豚ウデ肉に興味がそそられて、注文したもの。
食感的にはカシラ肉に似ていて、特製ソースはご飯にかけたくなるのどいい味でした。
1人だったので、2階の円卓に相席で座りました。
常連の方はみなさん、ほぼ日替わりAランチを頼んでいます。
ホルモンと高菜のオイスターソース炒め
超美味しそうに、女性客もご飯を頬張っていたので、
今度は日替わりにしようと心に決めた次第です。
中華街大通りに面していて、間口は小さいながらも特徴的な外観です。
ホルモンは柔らかくて美味しかったですよ。
でも高菜が歯に挟まって…
若者向きでした。
時間と席の違いで接近遭遇もあったりなかったり、
だから、ケータイのない時代に、
「君の名は」のような物語に一喜一憂できたんですね。
それが、
今日、街角でお会いできるとは、
横浜は不思議な空間です。
お元気そうで何よりでした。ではまた