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端午の節句に食べる柏餅のカシワの葉には、子孫繁栄の思いが込められている。
カシワの葉は、新しい芽が生えるまで古い葉が落ちないことから、家系が続くことを願った武家の間で、端午の節句に柏餅を供える風習が広がったという。
だからといって、桜餅と違い、葉っぱは食べない。
上野町に出かけたので、木むらや本店へ立ち寄った。
こだわりの草餅があるのかと思ったら、それは花祭りの4月8日まで、今月いっぱいまでは柏餅だそうだ。
そういえば、実家の本家には大きな柏の木があったが、おじさん夫婦と一人っ子の従兄弟とで、土地を切り売りし、柏の木も土地もなくなり、一帯の鎮守だった稲荷神社をも整理して土地をたたき売ったから、家系断絶するばかりとなった。
ちなみに、韓国ドラマ・時代物の中では、端午と重陽の節句は、女性が家を出て外で遊べる日として描かれている。
イスラムではないが、高貴な女性は家の中にいて、外出時は中が見えない輿に乗って移動するか、あるいは衣を頭からスッポリかぶって誰だか判らないようにして歩く。
そういえば、源氏物語などに描かれる女性もそうだった。
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