散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

町中華「古久家」

2021年12月11日 | ★ぐるメタ坊食日記

野毛の万里、横浜五番街の龍王など、いわゆる町中華といわれる名店や老舗が、思わぬところに鎮座しているものですね。
藤沢駅を経由する用事があって、少々時間にも余裕があったので、ディープな空間を探してみると、ありました。
藤沢駅南口を出て左側、フジサワ名店ビルに。

看板にある1階西側入口を入ると、昔懐かしいゲームセンターがあって、雰囲気は抜群です。
ミスタードーナツ以外に食事場所はあるのかなぁ?
出入りする人は、みなエスカレーターで地下階へ向かい、出てくるようです。
さて、地下帝国のダンジョンへ向かってみると「名物 味の古久家」の大きな看板がありました。

棚にはぎっしり瀬戸物が並んでいて、変わった装飾だなぁ!と思ったら、それは通路を利用した瀬戸物屋さんで「古久家」はその奥をクランクしたところにありました。
まさしく、藤沢の名物、行列のできる町中華です。

ショーウィンドウ(見出し写真)には、豪華絢爛にサンプルが並んでいます。
入店して、手の消毒を終えると「何にしますか?」とレジの人から声をかけられます。
入ってすぐに大きくメニューが書かれていて、何にしようかな?と迷った顔をすると「ショーウィンドウでサンプルを見て選んでください」と催促が・・・。
サンプルのあるもので勝負している町中華だった訳です。
行列のこともあるし、メニュー書きの真ん中「五目やきそば」をオーダー。
領収レシート付の食券を渡されます。
常連らしき人はみな、そのレシートをテーブルにある小さなマグネットの下に挟み込むのが習わしのようでした。
初めての人は、つい財布にしまい込んで「食券が見当たらない」騒動になるようなのでご注意を。

店内は、広々としています。
テーブルもイスも思わず「懐かしい~~~~ぃ」と声が出てしまうほどの年季です。
天井を見上げれば「昭和レトロ」な雰囲気の照明に彩られ、地下にもかかわらず壁面に窓があるのは、たぶん駅前が整備された際に地上で商売をしていた頃の「こだわり」なのではないかと憶測もしてしまいます。

早いのが取り柄の町中華・・・順番なのか、手間なのか、ちょいと時間がかかっての五目やきそば 970円 の登場です。

シイタケがまるまる一つ、味付け半玉子に、細かく切れ目を入れたイカ、芝エビ3尾を唐揚げにするなど「これが古久家だ!」と主張しています。
古久家を出て、地下帝国をぐるりと探検。
こんな奥まったところに、チャンスセンター=宝くじ売り場がありました。
よくもまぁ、こんなところでと思ったら・・・

これまた昭和レトロなサンドイッチマン、今ならコスプレーヤーが「本日、大安吉日」をPRしていました。

*****
歳を取ると、いくつも同時に仕事がこなせなくなります。
ちょっと、急ぎができて中断するようなことがあると、もとのリズムに戻るのに時間がかかってしまいます。
昔なら「手紙」、ちょいと昔なら「電話」、それがポケベル・FAXになり、PCにインターネットが普及し始めると、掲示板の書き込みからEメールに、ついにはスマホが登場し、フェイスブックだインスタだラインだツイッターだといった具合に進化を続けて、あふれる情報にテンテコマイ。
そこで、断捨離というか、断食というか、隔離生活を送りながら、当面片付けなくてはいけない課題に没入するといった具合です。
若い人たちが年がら年中スマホをいじっているのも「返信」や「書き込み」をしないことで、コミュニケーションが途絶え疎外されないように必死になっているんだなぁと、つくづく思います。
その点、年寄りは、スマホのない別世界へいつ旅立ってもおかしくないので、メタ坊としては、申し訳ないと思いつつも、気にせずにストレスを溜めないことが「生きる」を楽しむコツと考えています。
今は、仕事が一段落。
ご心配?をおかけしましたが、ボチボチと書き込みを再開しましょうかね。
余りに久しぶりだったので、このページの写真は、jpeg ではなく png で加工処理してしまいました。スミマセン!!


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 祇園精舎の鐘の声、諸行無常... | トップ | 回転すし「築地 銀一丁」 »

コメントを投稿

★ぐるメタ坊食日記」カテゴリの最新記事