散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

避暑って、何?

2023年08月20日 | ☆たまに修行

いやはや、この暑さは異常です。
天下泰平の世となった江戸時代。
この熱波ともいえる異常気象はなかったとして、クーラーや扇風機などもない環境で、どう暑さをしのいだのでしょうか?
かくいうメタ坊の子どものころを、よくよく思い出してみると・・・
休みのたびに、とにかく千葉のおばあちゃんの家に行っていました。
夏は、毎日々々近くの川で遊び呆けていて、体じゅう蚊や虻にさされまくり、皮膚はデコボコしていて、夜は虫刺されの軟膏を塗ってやたらに白かった記憶があります。
井戸で冷やしたスイカやマクワウリをよく食べていましたっけ。
文献には、すべての戸を開け払い、ヨシズで日光を遮り、庭や道に打ち水をして、家の中に涼しい風が通るように工夫したようです。
千葉の家も、南側、北側ともに大きく戸を開けると、田んぼを渡る風が吹き抜けて涼しかったなぁ。
江戸庶民にとって、うちわや扇子は携帯必需品。
水浴び・行水、夕刻なら湯あみして、縁台の上で夕涼みします。
米の点滴ともいう、冷やした甘酒を飲んだり、落語では柳蔭(やなぎかげ)というお酒を飲む話もありました。
目では、金魚鉢に泳ぐ金魚・メダカや、蚊帳をはった夜にホタルを放つなんてこともしました。
耳では、風鈴、また鈴虫やコオロギを虫カゴにいれて、鳴き声を楽しんだものです。
耳と言えば、背筋も凍るような「怪談話」も夏の風物詩です。
たまに、そんな話を耳にすると、千葉の田舎では、母屋と離れたところにトイレがあったので、こわごわ用足しに行きましたが、便壺から手が出てこなかったのでホッとしつつ、夜空を見上げると、満天の星が輝いていて、怖さも吹っ飛びました。
ということで、たまには「ほんこわ」話でもブログしましょうかねぇ。

その前に、TVer.で「憑きそい(ここをクリック!)」というショートドラマをご覧いただくといいですね。


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