
シンプルなペペロンチーノがパスタの善し悪しを判定する基準だと思っている。
いつごろから、スパゲティーをパスタと言い換えるようになったのだろう?
たぶん、洋食屋で食べていたナポリタンやミートスパゲティーが、イタリアンというジャンルの料理店が登場すると同時に肩身の狭い思いをしだしてからに違いない。
それにしても、街中に新規開店の飲食店として、たいがい中華料理店や寿司屋、小料理屋だったりしたものが、いつの間にか、イタリア料理だとかスペイン料理だとかが幅を利かせるようになった。
ここ「アフラテッロ」も、奥様方のクチコミで耳にするようになった、雛には希なイタリアンレストランだ。
“雛”というのも、瀬谷区・旭区のバリヤーを出て、泉区の、それも“いずみ野”というところにある。
相鉄いずみ野線や市営地下鉄線、道路拡幅によるバス路線の充実など公共交通機関が充実したとはいえ、まだまだ、マイカーなくして生活の自由はありえないといった場所柄から、家族で外食といえば、長後街道か、町田街道沿いのファミレスに頼ることが大で、ステータスがある場所としての緑園都市は、泉区の中でも羨望の的ともいえる。
まぁ、瀬谷区・旭区も同じ境遇だから偉そうなことはいえない。
いすみ野の横浜銀行前だと聞いていたから、ひょっとして「コロラド?」と検討はついた。
昔、ドトール系の喫茶店があったところを、居抜きしたのだろう。
駐車場に車を停めるのに少々難儀して、店舗に入ると、昔のままだった。
3人で出かけて、作法もわからないまま、適当に注文すると、サラダ、ガーリックトーストに飲み物(コーヒーか紅茶)が出る。
えっ!そうなの?と思う間もなく、次々と昔のままの狭いテーブルに料理が運ばれてきた。
ニンニクと唐辛子のパスタ(見出し写真)
野菜とトマトのミートソース(下写真)
キノコのナポリ風ピザ(厚生地・下写真)
3種類のチーズのミラノ風ピザ(薄生地・下写真)
パスタメニューは、16種類。
ピザメニューは、ナポリ風4種類、ミラノ風7種類。
で、一部を除いて、1050円の料金設定になっている。
それにしても、ガーリックトースト付で、この量というのは、奥様方もハンパじゃない。
ランチの本日のパスタメニューもあり、平日の昼時は奥様方で混んでいるというから、コンビニ弁当で奮闘している旦那さんは知るよしもない。
ところで、ペペロンチーノの判定はどうなの?って、ニンニクと唐辛子のパスタを注文した訳で、これがペペロンチーノなのかはメニューに表記がないからノーコメントにしておきたい。
この答弁では、菅首相か、相撲協会に間違えられそうだ。
(店内)
(外観)
日本大通りと富士山を被写体として、定点観測中です。
素晴らしいレストラン
お料理 美味しそうです
ガーリックトーストも付きますので、よく作戦を練って注文するようにしましょう。
ピザは、余った分を持ち帰りにしてもらえますが、やはり出来たてが美味しいです。